更新日:2020年3月9日
どんなとき避難が必要ですか。
1 大地震が発生したとき
お住まいの自宅に被害がありそのまま住めない等、さまざまな理由で生活できない場合は、指定避難所へ避難してください。
休日や夜間に地震が発生した場合、教職員または市職員が門や体育館の鍵を開けます。地域住民による避難所運営組織が設立している学校では、避難所の鍵を地域の方に貸与しているため、職員の到着を待たずに避難所を開設することができます。

屋外への避難が難しい場合は、その場で身を小さくし、頭をおおって揺れがおさまってから安全な場所に避難してください。特に、生命維持に重要な部位がある後頭部から首にかけて、カバンや衣服などで守りましょう。

2 台風や大雨で洪水が発生しそうなとき
近年の集中豪雨(ゲリラ豪雨)や年々規模が大きくなる台風の影響で日本各地に被害が発生しています。草加市においても、いつ被害が発生してもおかしくありません。
また、市内で大雨が降らなくても、上流で大雨が降った際は下流の河川で水位が上昇します。2015年9月の関東・東北豪雨の際も草加市において床下浸水などの被害が発生しました。テレビやラジオ、インターネットでも各地の大雨警報が速報で知らされます。
埼玉県の北部・中部には、草加市にも深く関係する利根川水系の河川が流れているため、上流域の情報にも注意しながら、体が不自由な方、高齢の方は早めに安全な場所へ避難しましょう。
氾濫のおそれがある場合、速やかに避難準備と避難を開始し、氾濫危険がある河川の近くは通らず避難しましょう。もし、避難が間に合わない場合は、自宅の上階や近くのマンションなど、より高いところに避難しましょう。 市内の河川が増水した場合、または、上流域で大雨が降った場合など、草加市で被害がなくてもあらかじめ避難が必要な場合があります。
大雨が続くときや短時間に大量の雨が降る場合、市内の下水処理が降水量に間に合わず、市内で水があふれることがあります。一度市内の水があふれ出すとじわじわと水位が上がってくるため、天気予報などに注意をはらい、どのように降水量が変化していくか気にしておく必要があります。
避難準備情報:特に避難行動に時間を要する人は非難を始める
避難勧告:対象地域すべての人が避難
避難指示:ただちに命を守る行動を
3 市内や上流の河川が増水・越水しそうなとき
市内の河川が増水した場合、または、上流域で大雨が降った場合など、草加市で被害がなくてもあらかじめ避難が必要な場合があります。
大雨が続くときや短時間に大量の雨が降る場合、市内の下水処理が降水量に間に合わず、市内で水があふれることがあります。一度市内の水があふれ出すとじわじわと水位が上がってくるため、天気予報などに注意をはらい、どのように降水量が変化していくか気にしておく必要があります。綾瀬川の水位がはん濫危険水位(谷古宇観測所3.5m)に達した場合、市内の防災行政用無線や携帯電話の緊急速報メールなどを活用し情報をお知らせしますが、体が不自由な方や高齢の方は、市から発令される「避難準備・高齢者等避難開始」で早めの避難を開始してください。個人に応じた避難行動をとる必要があります。
また、避難所へ行く際は、氾濫危険がある河川の近くは通らずに避難しましょう。
4 火災が発生したとき
市内または近隣の市区町村で火災が発生した場合、火の粉や有毒な煙から避難しなくてはいけません。
火災を発見した場合は、必ず119番通報してください。出火元の火が拡大すると、逃げ遅れた人の救出が難しくなります。もし、火を出してしまったら慌てずに、濡らしたバスタオルを燃えている物にかける(空気を遮断することで消火する)か、燃えている物をすぐに屋外へ出しましょう。消火や屋外への移動が難しい場合は、消火をあきらめてすぐに避難しましょう。一般的に、火が天井に着くと急激に燃え広がるため、消火器でも消火が難しいと言われています。
消防車の到着が大幅に遅れると、近隣の家に火が燃え移るなど被害が急速に拡大してしまいますので、誰かが通報していると思い込まないようにしましょう。
火災を発見したらすぐに119番通報し、逃げ遅れがいないか、隣接する家人に避難するよう声をかけながら消防車を待ちましょう。妨げとなる車がある場合は、消防車が到着する前に移動するか、119番で大型自動車が通行できない等の情報を入れてください。
5 有毒なガスが流出したとき
工場で有毒なガスが流出した場合や、家庭用洗剤で誤って有毒ガスを発生させてしまった場合は、すぐに119番通報し空気が汚染されていない場所へ避難しなくてはいけません。
工場などから屋外へガスが出た場合、住宅の内部に有毒ガスが侵入しないよう換気を止め、すべての窓を閉めましょう。また、むやみに外へ出ると有毒ガスを吸ってしまうため、汚染されていない屋内に避難しましょう。
屋内で有毒ガスが発生した場合はすぐに換気を行い、有毒ガスを薄める必要があります。
換気をする際は、隣接する家人に窓を閉めるよう声をかけましょう。
また、逃げ遅れた人を助けに行くと二次災害で被害が広がる場合があります。むやみに助けに行かず、消防や警察が到着するのを待ちましょう。
6 爆発や火災発生の危険性が生じたとき
自宅のコンロやプロパンガスからガスが噴出した場合、放置すると爆発することがあります。ガスの噴出を止められない場合はすぐに避難が必要です。
もしガスが漏れてしまったらすぐに火気の使用を中止し、ガスの濃度を薄めるための換気をしなくてはいけません。
換気をする場合は、近隣の住宅で火気を使用しないよう声を掛けながら消防の到着を待ちましょう。必要に応じて屋外に避難し、爆発した場合に備え、ガラスなどからなるべく離れて、丈夫な建物の影に身を隠してください。
ガスが屋内などに噴出した場合、ガス計測器で安全が確保されるまで注意が必要です。ガスが止まった場合でも、必ず消防やガス業者に連絡しましょう。
7 その他、国や埼玉県から避難を促されたとき
ミサイルや大規模テロなどの武力的攻撃を受けるおそれがある場合、国から国民の避難を促されることがあります。
<その他の例>
- ゲリラや特殊部隊による攻撃
(テロリスト等によるあらゆる攻撃) - ミサイルによる攻撃
(他国等から発射されるミサイル攻撃) - 船や航空機による着上陸攻撃
(他国等からの侵略) - 上空からの航空攻撃
(航空機からのミサイル攻撃、爆弾投下、機関銃攻撃)
Jアラート(全国瞬時警報システム)で国から緊急事態が知らされると、該当の県市町村の防災行政用無線や携帯電話の緊急速報メール、テレビ、ラジオから緊急事態のサイレンやニュースが流れます。
時間に余裕がある場合、ガスの元栓を閉め、電気のブレーカーをおろし、戸締りをします。身分証明書となるもの(運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなど)を携行してください。長袖・長ズボンを着用し、歩きやすいスニーカーを履いて避難してください。ヘルメットが無い場合、厚手の帽子をかぶるなどして出来るだけケガをしないようにしましょう。
関連リンク
- 埼玉県庁(外部サイトにリンクします)
- 気象庁(外部サイトにリンクします)
- 河川事務所(外部サイトにリンクします)
- 東京電力パワーグリット(停電情報)(外部サイトにリンクします)
- NTT東日本(災害用伝言ダイヤル171)(外部サイトにリンクします)
このページに関する問い合わせ先
危機管理課
住所:〒340-8550 草加市高砂1丁目1番1号
電話番号:048-922-0614
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