令和5年度災害対策本部図上訓練を実施しました。

大規模地震（東京湾北部地震）を想定し、実際の災害時に起こりうる状況を付与し、ロールプレイング・シミュレーションのプレイヤーとしてそれぞれの役割を演じてもらうことにより、災害時の各班の役割を理解するとともに、その役割を的確に実施するためのノウハウを取得することを目的とし、令和5年度災害対策本部図上訓練を実施しました。

 実施概要

【日  時】　 令和5年11月30日（木曜日）午前9時30分から正午まで
【場  所】　 草加市役所

【訓練想定】　災害想定

1. 発災日時：令和5年11月30日（木曜日）　8：00
2. 震源地：東京湾北部
3. 草加市震度：震度6強
4. 気象状況：天候　晴れ、風速・風向　北西の風・8m

【訓練内容】

1. 　状況付与形式のロールプレイング図上訓練とする。
   事前に状況付与（火災・倒壊・液状化等）を災害情報共有システム（DMaCS）に入力し、付与された状況に応じて、プレイヤー（本部室・対策部）が検討、判断、意思決定、連絡調整等を行う図上訓練を実施する。
2. 時間経過とともに、コントローラー（職員4名）が、新たに災害状況を随時付与する。
   注：情報共有システム（DMaCS）へ災害を追加、及び市民からの情報として、紙又は電話で広聴担当へ通報
3. フェーズの設定：閉庁時の発災後約1時間程度経過したと想定して訓練を開始する。
   注：地区参集職員が、第1避難所（小中学校）開設後を想定。
4. 時間進行：訓練の時間進行は等倍（想定の1時間は実際の1時間）
   
   

【参加者】

1. 本部室構成員
   ア　市長・副市長・教育長
   イ　各部局長
   ウ　本部作業室
2. 対策部構成員　
   ア　部局間調整員
   イ　各課職員
3. 地区参集職員課の職員

今回の図上訓練では、訓練成果とともに新たな課題も抽出されましたが、改善を進め、今後の訓練に活かしていくことにより、関係機関との連携も含めた市職員の危機管理意識や災害対応能力の向上を図っていきます。