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草加市

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草加中学校で「おみこし体験授業」が行われました

更新日:2019年10月1日

草加中おみこし体験1

9月14日(土曜日)、草加中学校1年生を対象に同中学校体育館で「おみこし体験授業」が行われました。

この授業は、ふるさと草加の歴史と伝統文化である祭事を紹介し、次世代に継承していこうと特定非営利活動法人今様草加宿(長谷部健一理事長)が企画し、同中学校の協力を得て、実施されたもの。
サタデースクール(土曜授業)のこの日、「総合的な学習の時間」2時限を活用し、7クラス約240人の生徒が参加。

草加中おみこし体験2

始めに、同会の中島清治さんから、江戸時代に開宿した宿場町草加の歴史と地元の八幡神社や神明宮に伝わる祭事について講話や映像で紹介。
その後、地元旧町の祭事でおみこしを行っている若衆会の中沢充さんから、祭りにおけるおみこしの意義や草加で古くから伝わるおみこしの担ぎ方「草加もみ」の説明がありました。

「草加もみ」は、草加宿が綾瀬川の舟運が盛んだった頃に船頭が使っていた掛け声や動作が由来とされており、おみこしが前に進むときには「わっしょい」、時計回りに一回転おみこしを回す「まわれ」、肩から外し、地面すれすれまで落とし、いっきに頭上に差し上げる「あおれ」、そして差し上げたおみこしを左右に揺らす「やんわれ」といった独特なものです。

  • 草加中おみこし体験3

  •  草加中おみこし体験 4

そして、いよいよ「草加もみ」の担ぎ方の体験。おみこし3基に対して、生徒は身長を基準に3チームで編成。若衆会による模範担ぎを見学した後、1チームで2回、みこし担ぎを体験しました。
始めは、おみこしを、恐る恐る担ぎ上げていた生徒たちでしたが、「わっしょいわっしょい」とチーム全員で掛け声と力を合わせるたびに動きも激しくなっていきました。担ぐ生徒たちの中には、紅潮し、うっすら汗をかく顔も見受けられ、まるで祭りのおみこし風景になってきました。

体験を終えた生徒は、「草加のまちとお祭りの歴史を学ぶことができ、またみこしを担ぐ貴重な楽しい体験ができました」と感想を話してくれました。

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