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ヒヤッとする場面を間近で体験・谷塚中で交通事故再現スタント教室

更新日:2019年6月28日

6月19日(水曜日)、谷塚中学校で全校生徒を対象としたスケアード・ストレイト教育技法による交通事故再現スタント教室が行われました。

市内では自転車による交通事故が多発しており、今年1月から5月までに発生した5件の交通死亡事故のうち、3件が自転車を要因としています。

そのような状況から市では、中学生を対象に交通ルールを順守することの必要性を生徒自身に考える機会を設け、事故の未然防止につながるよう、教室を開いています。 スケアード・ストレイト教育技法とは、怖い思い、ヒヤッとする体験を通じて危険行為を未然に防ぐ教育方法で、生徒の身の回りに起こる交通事故場面を見学させることで、交通ルールを守ることの大切さを学び、交通安全の意識向上を図ります。

  • スケアード・ストレイト(谷塚中)1

    内輪差による巻き込み事故

  • スケアード・ストレイト(谷塚中)2

    マナーの悪い自転車運転者と自動車の衝突事故

教室では様々な交通事故場面を想定した模擬演技が行われ、スタントマンの鬼気迫る演技に生徒たちは事故が起こる度に驚きの声をあげていました
また、演技の途中で出題された交通安全にまつわるクイズにも積極的に参加し、交通ルールに対する理解を深めていました。

  • スケアード・ストレイト(谷塚中)3

    道路横断中の衝突事故

  • スケアード・ストレイト(谷塚中)4

    自動車運転手の死角を腕で表現

教室に参加した3年生の上利 聖空(あがり せいあ)さんは「改めて事故の怖さを知りました。交通ルールを分かっていながらも守れていない時があるので、正しくルールを守り、教室で学んだことを家族や友人にも伝えたいです」と述べていました。
また、中村常雄校長は「登校中の生徒を見ているとヒヤッとする場面に遭遇したり、最近、交通事故のニュースもよく耳にするため、生徒たちには教室で学んだことを他人事だと思わず自分のことと思って命を守る行動を身に付けてほしい」と述べていました。

正しく交通ルールを守り、安心・安全なまちづくりにご協力をお願いします。

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