更新日:2021年10月28日
▲写真左から 関島和子副会長、松崎道子会長、田中和明草加市長、中山秀子副会長、山内加代子副会長
草加地区更生保護女性会(松崎道子会長)は、次代を担う子ども達の健やかな成長を願い、毎年、市に図書券や図書を寄贈してくださっています。
平成27年度からは、市内21の児童クラブに「学習まんが」図書を寄贈していただいており、この図書が子ども達に人気となっています。
草加地区更生保護女性会が児童クラブへ寄贈くださったのは学習まんが「サバイバルシリーズ」。
高砂児童クラブを訪ねると、早速、読書をする子ども達が「この本おもしろいよ」と教えてくれました。
高砂児童クラブの関根室長は「とにかく人気の本で子ども達はとても喜んでいます。マンガなので読みやすく、自然に様々な知識も身につく内容になっています」と笑顔で話します。
また、解良保育士は「読書の時間などは取り合いになってしまいます。ケンカにならないように順番を決めています。」と話してくれました。

草加地区更生保護女性会の松崎道子会長は「子ども達が喜んでくれることが一番。図書を通じて知識を広め、友達や家族との会話が弾んでくれると嬉しいです。今後も図書の贈呈を続けていきたい」と話してくれました。
子ども達が健やかに成長できる環境を
更生保護女性会は、犯罪のない明るい社会を目指し、地域の犯罪予防や青少年の非行防止活動、誤って犯罪や非行に陥った人たちが再び社会の一員として立ち直ることができるよう支援をするボランティア団体です。
その活動は、図書の贈呈をはじめ、親子のコミュニケーション方法を学ぶ親業講演会開催など子育ての支援、更生保護施設の慰問、社会を明るくする運動や青少年の主張大会の開催、福祉まつりへの参加など、年間を通じて地域の皆さんと触れ合いながら、非行防止、犯罪予防を呼びかけています。
「社会を明るくする運動(草加八潮地区保護司会と共催)」オープニングセレモニーで非行防止・犯罪予防を呼びかける松崎会長
松崎会長は「スマートフォンや携帯電話の普及により人間関係が希薄になり、人と人とのコミュニケーションの大切さが忘れられがちです。近年増えつつある家族間のトラブルの多くは、コミュニケーションの不足が原因だと考えます。子ども達は大人が思う以上にチカラを持っています。そのチカラを充分に発揮できたり夢を持てたりする環境づくりのお手伝いを、地域の皆さまと連携しながら今後も続けていきたい」と話してくれました。
親業訓練講演会(草加市文化会館)
平成29年度は日本更生保護女性連盟・埼玉県更生保護女性連盟より『地域との連携・協働活動推進地区』に指定され、多くの参加者のもとで開催。親子のコミュニケーションについて学びました。
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