更新日:2018年10月18日
1月18日(木曜日)に、地域の防犯力向上のため、草加市・草加警察署・ごみ収集事業者・バス事業者・タクシー事業者の三者間で「草加市地域防犯活動の連携に関する協定」を締結しました。草加市では、平成15年11月に締結された「地域安全協定」を通じて事業者・警察・草加市が連携して防犯活動の推進に取り組んで来ました。
現在では、ドライブレコーダーの映像記録が事件・事故の解決に貢献する事例が多くなり、事業者も業務車両に積極的にドライブレコーダーを搭載するようになっています。こうした社会状況を受け、「草加市地域防犯活動の連携に関する協定」では、協定締結団体の事業者が業務中に事件や事故などを目撃した場合や保護を要する子どもを発見した場合等に警察や消防へ通報することのほか、犯罪が発生した場合に、付近を走行していた業務車両のドライブレコーダーの映像記録を警察の求めに応じて提供することなどが盛り込まれており、「地域安全協定」よりも一歩進んだ取組内容となっています。
草加市では、市民の皆さんが安全で安心して暮らせるまちを目指して、各家庭への訪問や地域の巡回が日常業務となっている団体・企業とネットワークを組み、市内の犯罪撲滅を目指す「そうか まち 見守り隊」の見守り活動や、市内4駅周辺や市内小中学校への防犯カメラの設置、安全安心まちづくり推進条例の制定で客引き行為等の禁止を行うなど、市としても市民の皆さんが安心して安全に暮らせるまちづくりに取り組んできました。
今回の協定で、市内を巡回するごみ収集事業者・バス事業者・タクシー事業者の皆様の協力を得ることで犯罪を抑止する市民の目が強化され、犯罪発生の抑止効果が期待されます。協力事業者の業務車両には、この協定の愛称である「動く見守り110番」のイラストステッカーが貼られます。