第3回中学生軟式野球強化練習会が開催されました

12月17日(日曜日)午前9時から工業団地公園野球場で、第3回中学生軟式野球強化練習会が行われ、市内中学校11校の野球部員140人が参加しました。　

この練習会は、中学校の野球部を盛り上げようと、公益財団法人草加市体育協会と草加市野球連盟が主催するジュニア育成事業。草加市野球連盟所属の企業チーム「旭鋼管工業株式会社軟式野球部」の皆さんをコーチに迎え、中学野球部員みんなの技術や知識の向上を目指しています。

• 開会式の様子

• 旭鋼管工業株式会社軟式野球部の皆さん

開会に当たり草加市野球連盟の谷古宇勘司会長は、「社会人野球部の皆さんから直接指導を受けられるまたとない機会。技術だけでなく、心も学んでもらいたい。市内の高校から甲子園出場を目指した活動も行っている。一緒に頑張りましょう。」と挨拶。
旭鋼管工業株式会社軟式野球部の渋谷監督からは、「旭鋼管チームの選手には日頃忘れがちな初心を思い起こすように、中学生のみんなには新たな学び・発見の機会となるような、互いに成長できる練習会にしましょう。」と挨拶をいただき、練習会がはじまりました。
　

まずは体をほぐすために軽いウォーミングアップとダッシュ、キャッチボールが行われた後、投手・捕手・内野手・外野手などポジション別に実技指導が行われました。
　　

　

　

投手にはピッチングフォームやボールの握り方、野手には守備に応じた基本動作やスローイングまでを考えた捕球の仕方、捕手にはショートバウンドの止め方やセカンドスローなどの指導が行われ、旭鋼管選手の指導を熱心に聞き入り、メモをとる生徒も見受けられました。
旭鋼管の選手からは、「今一番大切な練習は体力をつけること。技術の練習よりも、とにかく走る。もうだめだと思ったところからもうひと踏ん張り。下半身強化とバテない体力づくりを」といったアドバイスもされていました。

続いて行われたのはバッティング練習。生徒たちの練習に先立って行われた旭鋼管選手のデモンストレーションでは、豪快なスイングで柵越えを連発。大きな歓声が沸いていました。
　

　

スイングのコツは、軸がブレないように思い切りよく振りぬくこと。旭鋼管選手から「もっともっと振れる」とアドバイスを受けながら、生徒たちはフルスイング。快音を響かせていました。
　

強化練習会は好評のうちに幕を閉じ、参加した生徒たちにとって忘れられない貴重な一日となりました。
今年で3回目となるこの練習会。今年の埼玉県中学校新人体育大会では、草加中学校軟式野球部の皆さんが見事に優勝しました。こうした取り組みが草加っ子の活躍につながることが期待されます。