更新日:2017年11月24日
11月18日(土曜日)に、草加市立病院で大規模災害を想定した被災患者受入訓練が実施されました。今回は、埼玉県上空を通過したミサイルの一部が市内に落下し、市内の一部に大きな被害が発生しているとの想定のもと、医師・看護師など職員約250名が参加し、被災者を想定した模擬患者の搬送やトリアージ(傷病の緊急性判定)、テント設営・治療の訓練を行いました。
疑似傷病メイクを施した模擬患者(33名及び人形7体)は、最優先治療群(赤色)、非緊急治療群(黄色)、軽処置群(緑色)、非処置群(黒色)などに次々と判定され、トリアージタグが切られます。自力歩行できる患者は緑色の軽処置群へ誘導され、黄色や赤色と判定された患者は、それぞれの治療エリアに搬送されて、必要な処置が行われていました。
災害時における緊急事態に迅速に対応するためには、日ごろから備えることが重要となります。草加市立病院では、今後も「生命をつなぐ」をスローガンに訓練を重ね、大規模災害時には災害拠点病院としての役割を果たしていきます。