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第8回奥の細道文学賞、第2回ドナルド・キーン賞授賞式にあわせ記念座談会が行われました

更新日:2021年11月1日

5月6日(土曜日)午後2時からアコスホールにおいて、第8回奥の細道文学賞、第2回ドナルド・キーン賞授賞式にあわせ、日本文学研究者のドナルド・キーン氏、早稲田大学名誉教授の鳥越文蔵氏、浄瑠璃三味線奏者のキーン誠己氏、俳人黒田杏子氏(同文学賞最終選考委員)による記念座談会が行われました。

オープニングでは、瀬崎中学校・両新田中学校演劇部の生徒24名による「おくのほそ道」原文の群読、草加中学校・新田中学校英語部の生徒15名による英文(ドナルド・キーン氏英訳)の群読が行われました。原文・英文ともに情感豊かに読み上げられる「おくのほそ道」に。会場を埋め尽くした500人の聴衆は聴き入っていました。
  • 群読の様子の画像群読の様子

  • 表彰式の様子の画像表彰式の様子

表彰式では、奥の細道文学賞を市長から各受賞者へ賞状・芭蕉翁像(優秀賞は芭蕉翁レリーフ)・副賞が贈られ、ドナルド・キーン賞優秀賞の表彰では、ドナルド・キーン氏自ら芭蕉翁のレリーフを贈呈しました。

記念座談会の様子の画像

記念座談会の様子(左から黒田杏子氏、鳥越文蔵氏、ドナルド・キーン氏、キーン誠己氏)

表彰式後に行われた記念座談会では、鳥越文蔵氏が大英博物館で発見し、キーン誠己氏が曲をつけた古浄瑠璃「越後國・柏崎 弘知法印御伝記」について、発見に至るまでの逸話や曲をつけるまでのいきさつなどが語られました。

  • 受賞者の画像前列左から 黒田杏子氏、鳥越文蔵氏、ドナルド・キーン氏、堀切実氏後列左から 風越みなと氏、林昌子氏、高野公一氏、平野由希子氏、キーン誠己氏

  • 草加文庫の表紙の画像草加文庫 700円
    市役所情報コーナー、中央図書館等で販売

今回の受賞作品は、「草加文庫」として発刊していますので、ぜひご購読ください。

第8回奥の細道文学賞

大賞:風越みなと「父を追う旅」 優秀賞:平野由希子「故郷への旅」 優秀賞:林昌子「戸隠・善光寺への誘い」

第2回ドナルド・キーン賞

大賞:該当作なし  優秀賞:高野公一「芭蕉の「天地」…雲の峰は幾つ崩れたか」

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