更新日:2022年4月14日
名称(よみ) | 文明十七年弥陀一尊図像月待板碑 (ぶんめいじゅうしちねんみだいっそんずぞうつきまちいたび) |
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種別 | 市指定有形文化財(歴史資料) |
員数 | 1基 |
指定年月日 | 1986年2月20日 |
概要 | 月待(つきまち)とは、太陰暦の13日・17日・23日などの夜に、月が出るのを待って供物を捧げ、飲食を共にする民間行事で、草加市と隣接市区では、15世紀後半から19世紀前半の資料により、その頃、結衆(けっしゅう)・講中(こうじゅう)と呼ばれる信仰グループによって行事が行われていたことが分かっています。 この月待板碑は、上部が欠損していますが、残存部分には、阿弥陀如来(あみだにょらい)の図像の下部と蓮華座(蓮華座=仏像を安置するための、蓮の葉を模した台座)が線刻してあり、その下の机上には、三具足(みつぐそく=香炉〔こうろ〕・華瓶〔けびょう〕・燭台〔しょくだい〕)が刻まれています。 三具足の向かって右に「光明編照 十方世界」、左に「念仏衆生 摂取不捨」の偈文(げもん)を刻み、三具足と偈文の下に年月日と人名が見られ、文明17年(1485年)11月23日に6名が、二十三夜待(にじゅうさんやまち)供養のために造立した板碑であることが分かります。 この板碑は、一般に数少ない月待板碑の中で、草加市においては現在唯一のものであり、市内の月待関係石刻資料としては最も古い資料です。 |
所在地 | 草加市遊馬町内 |
電話番号 | ― |
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