更新日:2024年5月21日
名称(よみ) | 寛永十三年山王二十一仏庚申塔 (かんえいじゅうさんねんさんのうにじゅういちぶつこうしんとう) |
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種別 | 市指定有形文化財(歴史資料) |
員数 | 1基 |
指定年月日 | 昭和56年(1981年)1月31日 |
概要 | 草加市稲荷4丁目の慈尊院(じそんいん)の境内に入って右手側、三基の石碑が並ぶうち、向かって一番左側にあります。 庚申信仰(こうしんしんこう)は、60日毎に訪れる庚申の日に、夜眠らずに過ごすことによって健康長寿を願うものです。元来これは道教(どうきょう)から発したといわれていますが、人の体の中に宿る三尸(さんし)の虫が、庚申の日に天に昇って天帝(てんてい)に人の罪過を告げ、寿命を縮めようとします。これを防ぐために、庚申の日の夜は眠らずに過ごすというものでした。 また、山王二十一仏とは、比叡山の「上七社」「中七社」「下七社」の山王二十一社の本地仏(ほんちぶつ)のことです。山王信仰と庚申信仰は関係が深いとされ、山王二十一仏を祀った庚申塔が各地に建てられました。 寛永13年(1636年)に建立されたこの庚申塔は、市内はもとより隣接市区において最も古く造立されたものであり、近世におけるこの地域の歴史を知る上で貴重な資料ともいえます。 |
所在地 | 草加市稲荷4-3-23 慈尊院 |
電話番号 | ― |
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