更新日:2023年7月1日
名称(よみ) | 東漸院山門(とうぜんいんさんもん) |
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種別 | 市指定有形文化財(建造物) |
員数 | 1棟 |
指定年月日 | 昭和52年(1977年)8月8日 |
概要 | 東漸院の創立の年代は詳らかではありませんが、室町時代と推定され、市内最古の寺院と思われます。 寺の由緒書によると、元禄年間(1688年~1704年)と寛政年間(1789年~1801年)の2回の火災により本堂を焼失しましたが、鐘楼と山門は、寛政の災害をまぬがれたと記録されています。 山門は寺院の表門で、形式は一間一戸(いちもんいっこ)の四脚門(しきゃくもん)です。即ち、本柱(円柱)の前後に控柱(角柱)が4本あります。そして、左右の本柱は台輪でつなぎ、妻側に組出し、装飾として木鼻を付けてあります。内部は台輪下に虹梁(こうりょう)を差し、台輪と虹梁の間に迫力ある彫刻を配しています。 このように、全体の意匠は禅宗様のにぎやかな装飾を施した四脚門ですが、江戸中期以降の建物に共通した木割(きわり)を守り、全体の構成の調和を考えています。 建築年代は明和(1764年~72年)以降と思われますが、建物は屋根部分を銅板で改修した以外は、保存状態はよいです。 |
所在地 | 草加市柿木町1286 東漸院 |
電話番号 | ― |
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