更新日:2024年9月24日
そうかリノベーションまちづくりとは
そうかリノベーションまちづくりとは、まちのことをよく知り、まちの方とのつながりや、自分のやりたいことを活かしながら、地域経営課題の解決を目指し、今ある地域資源を活用して、志ある市民によりまちの新たな魅力となるビジネスの創出を通して「ほしい暮らしは自分でつくる」を実践する民間主導のまちづくりです。
東京のベッドタウンとして繁栄してきた草加市は、現在、「市内で楽しむ場所がない」「家があるだけでまちに愛着がない」「職場も買い物する場も遊ぶ場もすべて市外」という住民が少なくなく、『寝に帰るだけのまち』になってしまいました。
『寝に帰るだけのまち』としての草加市は、「市民間、世代間、市民と学生におけるコミュニティの不足」「公共不動産の利活用の必要性」「都市型産業の不足」「寝に帰るだけのまち」といった、様々な課題を抱えています。こうした課題を解決する方策として、草加市では平成27年度から「そうかリノベーションまちづくり」の推進をスタートさせました。
リノベーションまちづくりの4つの特徴
- 収益性が高く、スピードが早い
今あるものを活かし、新しい使い方をしてまちを変える - 民間主導の公民連携
リノベーションまちづくりは、民間主導でプロジェクトを興し、行政が支援する - 都市・地域経営課題を複合的に解決
遊休不動産という空間資源と地域資源を活用して、民間自立型プロジェクトを興して地域を活性化させる - 補助金にできる限り頼らない
経済合理性を追求する
暮らしのスタイルを創る10のコンテンツ
そうかリノベーションまちづくりでは、今、地域にある様々資源を活用して、まちの魅力となる新たなコンテンツの創出を目指します。地域資源には、以下のようなものが考えられます。
「空間資源」 | 空き家や空き店舗等の遊休不動産、公共施設、交通アクセス、平坦な地形等 |
「産業・文化・歴史的資源」 | ものづくり、地場産業、都市農業、音楽、草加松原、宿場町等 |
「人的資源」 | 子育て世代、高年者、学生、働き盛り世代等 |
こうした地域資源を活用し、まちの魅力となる新たなコンテンツを創出することで、新しい暮らし方や働き方などの「快適な暮らしのスタイル」を生み出し、地域経済の活性化やベッドタウンにおける新しい都市型コミュニティの形成を目指します。
そうかリノベーションまちづくりに関する各種取組みについては、市ホームページや公式フェイスブック(外部サイトにリンクします)、公式インスタグラム(外部サイトにリンクします)等で随時情報発信を行っておりますので、ぜひご覧ください。
そうかリノベーションまちづくりの取組みから誕生したビジネス
これまでそうかリノベーションまちづくりの取組みから、12の新規ビジネスが誕生しました。
これらのビジネスは地域密着型ビジネスとして、草加の日常に溶け込み、草加の暮らしに彩りを加えています。
野菜とお酒のバル スバル
草加市住吉1-3-26-1F
野菜料理を楽しめるバル。
草加産野菜を中心に地場のおいしい野菜料理を提供。
メニューは入荷した野菜次第で変化する。まちを照らす提灯のような場所。
キッチンスタジオ アオイエ(株式会社aoie)
草加市高砂2-20-7
『食卓を共にすること』に重きを置いた料理教室。
繋がりや交流を意識した料理教室やイベントを運営。
レンタルスペースとして借りることもできる。
洋食屋 a Table(アターブル)
草加市住吉1-11-66
都内のホテルで20年以上修行したシェフによる子連れ家族でも楽しめる王道を極めた本格洋食屋さん。
こだわりのデミグラスソースをベースにしたハンバーグやオムライスは絶品。
シェアアトリエつなぐば(つなぐば家守舎株式会社)
草加市八幡町935-4
1階は子連れで働けるシェアアトリエと子どもスペースのあるカフェ。
2階は木のおもちゃと託児室、美容室、設計事務所、展示室を併設。目の前には公園が広がる。
「仕事につながる/母親につながる/地域につながる」の3つを軸に運営している。
ecoma coffee(株式会社カフェイネイチュー)
草加市住吉1-13-2
スペシャルティコーヒーの専門店。産地にもこだわり選び抜いた豆を丁寧に自家焙煎している。
店主夫婦の人柄の良さと笑顔が魅力で近所の常連さんも多く、地域の方と挨拶を交わす様子がよく見られる。
SOSOPARK(株式会社奏草舎)
草加市高砂2-20-35
常設店にコロネカフェ「SOSOCAFE」、焼売と焼鳥の「つつみ家 なすび」、
そしてキッチンカーやポップアップストアが日々入れ替わる参画スペースが併設。
人々がふらっと立ち寄れる小さな公園のような空間。
Coworking space Torino's(ネスティング株式会社)
草加市高砂1-10-3-1
現役の行政書士が運営する草加市初のコワーキングスペース。
地域の人が新たに何かを始めようとする時に、仲間と出会え、気軽に相談できる場所。
おーぐぱん
草加市神明1-2-31
かつて地域の人が集まる店があった場所に、パン屋として新しい命を吹き込む。
目指すのは、人と人を繋ぐ「まちのパン屋さん」。
埼玉県産小麦ハナマンテンを使用したパンもあり、砂糖は本和香糖、ビートグラニュー糖を使うなど、素材にもこだわったパン作りをしている。
PAKAN
草加市中央2-2-20-002
やさしいおやつとコーヒーを提供するカフェ。
放課後に、仕事帰りに、ちょっと一息休憩に。
あらゆる年代の地域の人が自然と集まるような場所。
草加宿 今様本陣(NPO法人今様草加宿)
草加市神明1-6-18
1階には草加の名産品を中心に新鮮な野菜等を扱う物産店。2階はワークショップや会議等に使えるレンタルスペース。
旧道と草加松原の結節点から歴史と伝統を紡ぐ場所。
パンリール
草加市谷塚町621 ヤツカテラス1F
自家培養した発酵種を長年にわたり育て上げ、腸内環境に配慮したパンをお届けするベーカリー。
農家との直接契約による食材を活用し、季節や天候に合わせて無添加で新鮮なパンをお届けします。
Tacasi
草加市氷川町40-1 ソライエアイルA101
店主自ら野菜を育てながら、地元で生産された食材を使い、草加ならではの料理を作ります。
イタリアから直輸入の食材、イタリア製の調理器具を使って作る手打ちパスタも提供します。
そうかリノベーションまちづくり公式ロゴ

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リノベーションまちづくりのプレイヤーである家守会社、不動産オーナー、行政を3 つの輪で表現し、その3 つの輪がつながりあうことで公民連携でまちをつくっていく様子を具象化しています。
その輪の中に自分自身も参加することで草加のまちが完成する。
また、市の木である「マツ」を連想させるようなデザインになっています。
そうかリノベーションまちづくりの取組みをもっと知りたい方へ
そうかリノベーションまちづくりの取組みを多くの方に知っていただくために、産業振興課ではFacebookとInstagramを運営しています。リノベーションまちづくりに関する講演会のご案内やイベント情報、最新情報など様々な新鮮な情報をお届けしていますので、ぜひフォローお願いします!
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その他、リノベーションまちづくりに関することで何かご質問等ございましたらお気軽に産業振興課リノベーションまちづくり推進係までお問い合わせください。
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産業振興課
住所:〒340-8550 草加市高砂1丁目1番1号
商工係 電話番号:048-922-3477 ファクス番号:048-922-3406
リノベーションまちづくり推進係 電話番号:048-922-0839 ファクス番号:048-922-3406
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