更新日:2016年3月23日
市内の小学校は、老朽化が進み改修や改築を余儀なくされています。草加市では、新たに新築をした西町小学校を地域の人が利用できる施設として建設し、不特定多数の方の利用を考慮しユニバーサルデザイン化を図っています。
西町小学校は、地域と一体になった開放型の学校が求められていることから「地域と一体化のオープンスクール」を基本コンセプトとして建築されました。
地域の人が利用できる施設として図書館を地域開放していることから、不特定多数の人の利用があるため、動線計画、区画等の配慮を行うなどユニバーサルデザインの考えを遵守しています。
西町小学校の特徴として、普通教室と廊下の区画が無く、将来の教育や学習の変化に対応できるフレキシブルな学習空間をつくっています。
この空間の形成により、各教室に扉がなく、出入口の段差も生じない計画となっています。最初から障がいを作らないという意味では、ユニバーサルデザインにも通じるものです。
西町小学校内の配慮されている点の紹介です。
- 車椅子使用者専用駐車場の設置
(通常の駐車場幅より広げており車椅子使用者の利用に配慮している) - 出入口のスロープ設置
- 車椅子使用者用トイレの設置
- 小荷物専用昇降機の代わりに車椅子使用者用のエレベーターの設置
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