更新日:2023年7月1日
資料:国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所中川・綾瀬川流域総合治水対策
今から、約8000年前、縄文時代(じょうもんじだい)と呼ばれる時期は、現在の関東平野にはその中央付近に、深く、大きく奥東京湾(おくとうきょうわん)が進出していましたが、その後、長い時間をかけながら海は海進(かいしん)・海退(かいたい)を繰り返し、さらに地殻変動(ちかくへんどう)なども重なって、現在の草加市域一帯は、しだいに多くの河川と広大な湿地が広がる地域となりました。
今から、約1600年前、現在の谷塚地域には方形周溝墓(ほうけいしゅうこうぼ)や古墳(円墳)が出現しました。また、近年の発掘調査からは、多くの土器や祭祀用の遺物が出土するなど、人々の営みの痕跡(こんせき)も見付かっています。
平地には上流からの土砂が堆積(たいせき)して自然堤防(しぜんていぼう)を形成し、さらにその堤防の上には人々が生活を送る集落が生まれ、また、よその土地との交流の礎(いしずえ)となる街道も形成されていきました。
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