更新日:2022年4月14日
名称(よみ) | 八幡神社獅子頭(はちまんじんじゃししがしら) |
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種別 | 市指定有形文化財(工芸品) |
員数 | 雌雄1対 |
指定年月日 | 1981年1月31日 |
概要 | この雌雄一対(しゆういっつい)の獅子頭(ししがしら)は、高さ83センチメートル、幅80センチメートル、奥行87センチメートルもあり、舞に使われる獅子頭と比較すると、大型で重量もあり、胴衣を付ける穴もないため、神幸(しんこう)に供奉(ぐぶ)したものと思われ、以前は山車(だし)に載せて曳いたという伝承も残されています。 このような大型の獅子頭では、重量の関係もあり、彫技に変化を付けることは至難で、これも江戸末期の平面的な技法によって構成されています。 塗りは、布着せ黒漆(くろうるし)塗りで、唇・鼻の穴・舌は朱漆(しゅうるし)塗りです。巻毛・耳・宝珠(ほうじゅ)等は金箔(きんぱく)押しで、保護のため生漆(きうるし)をかけてあります。 本体は寄木(よせぎ)工法からなり、材料は檜(ひのき)と思われます。歯は上あごから2本の牙(きば)が出ており、歯の並びに変化を与える古い手法が用いられています。 大型の獅子頭は、遺物も少なく貴重なものであるため、普段は神社の拝殿内に安置されていますが、例年行われる八幡神社の祭礼の際には、その姿をまじかに拝することができます。 |
所在地 | 草加市高砂2-20 八幡神社 |
電話番号 | ― |
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