更新日:2021年4月8日
令和3年(2021)年11月1日で開館38周年を迎える「草加市立歴史民俗資料館(旧草加小学校西校舎)」は、平成20年(2008)10月23日付けで国の「登録有形文化財(建造物)」となりました。
大正15年(1926)に建設された歴史民俗資料館(旧草加小学校西校舎)は、埼玉県初の鉄筋コンクリート(RC)造校舎でした。
外観はモルタル仕上げで、パラペット(人や雨水の落下を防ぐため、屋上の外周を囲むように設けられた低い壁)の正面中央最上部に見られる緩やかな山型のデザインは、この建物の芸術性の高さを象徴する部分となっています。
この建物は昭和55年度(1980)から草加小学校校舎としては利用されなくなりましたが、昭和57年(1982)に改修工事が行われた後、翌昭和58年(1983)11月1日に、本市の文化財保護行政の拠点として生まれ変わりました。
登録有形文化財は、文化財保護法に基づき、建築後50年以上を経過している建造物で、次のいずれかの基準にあてはまるものが対象となります。
- 国土の歴史的景観に寄与しているもの
- 造形の模範となっているもの
- 再現することが容易でないもの
歴史民俗資料館は、2.の「造形の模範となっているもの」に該当するものとされました。
なお、高砂二丁目の藤城家住宅の店舗・内蔵・外蔵が、平成26年(2014)6月に、1.の「国土の歴史的景観に寄与しているもの」に該当するものとして、市内2例目の国登録有形文化財(建造物)となりました。
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