水道工事及び新田駅周辺工事における積算誤りについて

　草加市が令和6年8月に契約した以下の2件の工事について、設計書の積算に誤りがあったため、本来落札すべき応札者とは異なる者を落札者として決定し、契約していたことが判明しました。
　入札に参加された方々には大変ご迷惑をお掛けしましたことをお詫び申し上げますとともに、再発防止に向けた取り組みを進めてまいります。

1．判明の経緯

　入札参加者からの設計書の情報公開請求に基づき公開したところ、積算単価等についての問合せがあり、調査を行った結果、積算に誤りが判明したものです。

2．積算誤りが判明した工事と誤りの内容

　＜工事1＞
　　発注機関名：上下水道部水道工務課
　　工　事　名：改良事業第6-8号配水管布設替工事
　　契　約　日：令和6年8月16日
　　誤りの内容：単価の入力誤り（仮設材）、諸経費区分の選択誤り
　＜工事2＞
　　発注機関名：都市整備部新田駅周辺土地区画整理事務所
　　工　事　名：新田駅東口地区街路築造等工事(R6-1)及び公共下水道第9処理分区汚水枝線工事(R6-1)
　　契　約　日：令和6年8月19日
　　誤りの内容：単価の入力誤り（仮設材、覆工板、無収縮モルタル及び型枠）

3．対応

　市民生活に与える影響を考慮し、2工事とも契約を解除せず継続することといたします。
　なお、積算に誤りが無ければ受注者となり得た応札者に対し、今回の積算誤りについて説明の上謝罪いたしました。

4．再発防止

　設計金額の積算誤り防止について、これまでの取り組みを検証し新たな再発防止策を検討するとともに、現在の入札契約制度について関係者の意見を伺いながら効果的な見直しの検討を進めてまいります。
　なお、再発防止策等の取り組みの詳細につきましては、決定次第、別途、市ホームページでお知らせいたします。