社会福祉法人の定款変更手続

社会福祉法人設立後に定款を変更する場合、草加市長への届出が必要なものと草加市長の認可が必要なものがあります。

届出が必要な定款変更

変更したい内容が次のいずれかに該当する場合は、届出が必要となります。

• 社会福祉法人の事務所の所在地を変更する場合
• 資産に関する事項（基本財産の増加に限る）
• 公告の方法の変更

定款変更の内容がこれらの場合には、理事会（及び評議員会）において定款変更の承認がされた後に『社会福祉法人定款変更届出書』とその他の必要書類を提出してください。

1. 届出書の「変更前の条文」「変更後の条文」の変更部分に朱で下線を引いてください。
2. 変更後定款の末尾の「附則」には、理事会（及び評議員会）の承認がされた日を記入してください。
3. 届出書の必要書類及び注意事項については、添付ファイルの『定款変更届出提出書類一覧』をご確認ください。

 

認可が必要となる定款変更

定款変更の内容が上記の3つに該当しないものについては、認可が必要となりますので『社会福祉法人定款変更認可申請書』を提出してください。審査後に変更が適正と認められれば、認可書を交付します。

注：変更後の定款は、草加市長の認可を受けなければその効力を生じません（認可の日付より効力が生じます）。

申請は、理事会（及び評議員会）での議決を得たうえで、必要書類を2部福祉監査係まで提出してください。

1. 申請書の「変更前の条文」「変更後の条文」の変更部分に朱で下線を引いてください。
2. 変更後の定款の末尾に「附則」を記入し、日付については空欄にしておいてください。認可書交付の際、当課で書き込みます。
3. 申請書の必要書類及び注意事項については、添付ファイルの『定款変更認可申請提出書類一覧』をご確認ください。

 

定款変更に関する備考・注意点

• 理事会で議決を得る前に、変更内容について福祉監査係と相談するようお願いします。
• 変更内容についての議決と定款変更についての議決は別々の議案とし、それぞれ意思決定を行ってください。定款変更の議決をもって変更内容が承認されたとはみなしません。
• 定款変更をする場合は、事前に福祉監査係に相談をしてください。また、新たに事業を開始するための定款変更は、定款変更認可申請の協議、審査等に時間を要するため、当該事業を開始しようとする数か月前から相談するようお願いします。なお、それ以外の定款変更についても時間を要する場合がありますので、1～2か月程度時間に余裕をもって申請してください。
• 定款変更が事後にならないように気をつけてください。
• 新たに社会福祉事業を行おうとする場合で、その事業に係る土地や建物の購入又は貸与を受ける時には、その土地や建物の用途地域等について問題はないか、また、開発許可等の必要の有無など、建築基準法及び都市計画法をよく確認し、事前に関係各課へ相談をしてください。
• 基本財産の変更で、建物を処分（建物取り壊し等）する場合については、建物を処分する前に基本財産処分承認申請が必要になる場合がありますので、注意してください。
• 『認可を必要としない定款変更の届出』と『認可を必要とする定款変更の申請』は様式が異なりますので、間違えないようご注意ください。
• 定款変更の届出は提出部数が1部ですが、認可を必要とする定款変更の申請は、提出部数が2部になります。（1部は草加市で保管する分で、1部は認可書とともに返還する分です。）
• 『提出書類一覧』に記載されている書類以外にも、審査上必要と認められる場合には別途資料の提出を求めることがあります。
• 理事会及び評議員会の議事録、不動産登記事項証明書、契約書などの写しを添付する際には余白に次のような原本証明を付ける必要があります。
  
  本書は原本と相違ないことを証明します。
  

  ○○年○月○日
  社会福祉法人○○○会
  理事長○○○○（印）