更新日:2021年11月12日
市では、東京2020大会に向け、オリンピック・パラリンピックをより身近に感じてもらおうと、1964年東京オリンピック聖火ランナーの伴走をした経験がある岩永正夫さんに当時のお話を伺いました。
草加市在住の岩永正夫さん(72歳)は、1964年9月に佐賀県武雄市で、聖火ランナーの伴走者10人のうちの一人として約2キロメートルのコースを走りました。
当時の岩永さんは、佐賀市鹿島高等学校に通う16歳。昔からスポーツが得意で、長距離走の記録が学年で上位だったこともあり、伴走者の推薦について割り当てを受けていた同校により選ばれました。
▲1964年東京オリンピック聖火ランナー伴走者 岩永正夫さん
草加市在住の岩永正夫さん(72歳)は、1964年9月に佐賀県武雄市で、聖火ランナーの伴走者10人のうちの一人として約2キロメートルのコースを走りました。
当時の岩永さんは、佐賀市鹿島高等学校に通う16歳。昔からスポーツが得意で、長距離走の記録が学年で上位だったこともあり、伴走者の推薦について割り当てを受けていた同校により選ばれました。
「選ばれた時はとても驚きました。走る当日までずっとわくわくして、実際に走った時には、沿道にたくさんの人が集まり応援してくださる声がとても嬉しかったことを覚えています。」と当時の気持ちを思い出しながら話す岩永さん。伴走は、一定間隔をあけて、ランナーの後を10人が二列になって走りました。
▲伴走をしている写真と使用したゼッケン、伴走者に渡された記念コインを額縁にいれて、今も大切に保管されています。
岩永さんにとってのオリンピックの思い出を教えてください
私にとってオリンピックは、青春です。高校生の時に聖火リレーの伴走をした経験は、私の一生の思い出になっています。伴走者として走りきった達成感もありましたが、何より、オリンピックの一員になれたということが嬉しく、とても誇らしかったです。テレビに映るオリンピックの映像も、ただ観戦をするのではなく、仲間として見逃さないようにという気持ちでいっぱいでした。
7月8日に草加松原でのオリンピック聖火リレーに期待するものはありますか?
必ず見にいきます。次の機会は無いと思うので、聖火リレーを観覧するなどオリンピックに関わることで、草加の子どもたちにとっても、オリンピックが心に残る思い出になることを期待しています。
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