更新日:2026年3月17日

草加市では、2015年度からリノベーションスクールを中心に、志のある市民がまちなかに実在する遊休不動産や様々な地域資源を活用して新しい暮らしの価値を育み、複合的に地域経営課題の解決にも繋がる事業やプロジェクトを創出してきました。
今年度(2025年)は「家守育成プロジェクト」と称し、自分の想いのあるエリアで革新的な変化を起こせる人材を育て、まちのいたるところで「楽しい日常」「豊かな日常」が実現されていくことを目指して専門家とともに自分たちの事業計画やビジョンを検討しました。
2月8日(日曜日)に開催した「そうかリノベーションまちづくり シンポジウム」では7組がその事業を来場者に向けて発表しました。
つなぐば家守舎株式会社
地域に寄り添った暮らしの再編集をしていきたい
つなぐば家守舎は、欲しい暮らしは自分たちでつくるというコンセプトのもと、子連れで働ける場「シェアアトリエつなぐば」を運営してきました。今回はそこで働く主要メンバー3名がそれぞれの想いのあるエリアで今後どのような活動をしていきたいか発表しました。
福澤さんは、シェアアトリエつなぐばの目の前に広がる公園と自身が好きなアウトドアを掛け合わせ、身近で楽しめるアウトドアを提案したり、週末の焚き火を通して、シャアアトリエつなぐばが地域の人にもっと開かれた場所にしていくことを目指します。子育ての孤独さを感じていた時に、新田で開催していたマーケットに足を運んだことをきっかけに人の温かさやの新田の面白さを知った赤間さん。赤間さんは市主催の「マーケットの学校inそうか」にも参加し、自分たちで公共用地を活用し「しんでんマーケット」を開催しました。この経験から、人や地域とのゆるやかなつながりを大事にしたマーケットをこれから開催していきたいと発表しました。糯原さんの実家をリノベーションして、2024年に誕生した「シェアアトリエにわのば」は、キャンドル、着付け、お弁当など多様なつくり手が集まる複合施設です。運営兼自身も花屋として携わる糯原さんは、和をしつらえた体験を通じてもっと地域に親しまれる場所として育てていきます。
【Instagram】シェアアトリエつなぐば
【Instagram】シェアアトリエにわのば

福澤さん
赤間さん
糯原さん
株式会社リヴ
不動産相続&地域包括ケアの草加モデルをつくりたい

リヴは、不動産・建築を軸にカフェも運営しながら、暮らしに寄り添った住まいと場づくりを行ってきました。近年増加する相続相談のニーズを捉えて、新たに終活コンサルティングサービスを構想し、不動産の専門性を活かして土地や建物の活用・売却・賃貸までを一体で支援していこうとしています。
これまで坂斉さんご自身が民生委員として活動してきた知見とリヴが持つ福祉団体、行政とのネットワークをもとに、相続のその後の暮らしまで見据えた伴走で安心して歳を重ねられるまちをつくっていきます。(写真右:坂斉さん)
【HP】株式会社リヴ
株式会社アークス
地域と学生をつなぐHUBになり、多世代が交流できる拠点をつくりたい

そして現在、統括部長である松山さんが目指しているのは、学生向けのシェアハウスを整備し、学生が地域活動に自ら参加したくなるような交流拠点をつくることです。教育現場での経験を持つ松山さんの想いを背景に、若い世代が地域で育ち、循環が生まれる草加の未来を目指します。(写真右:松山さん)
【HP】株式会社アークス
株式会社Roots
草加で雇用とつながりを育みまちに循環を。「Rootsがあって本当によかった」と喜ばれたい

Rootsは、地方創生に取り組む会社です。コミュニティを先につくるのではなく、事業をプロデュースし、仕事を生み、雇用を通じて人が集まり、自然にコミュニティが広がっていく形を創るために草加を拠点に東京の第一線で活躍する企業と仕事をし、「草加から東京に通う」暮らしではなく、「草加で生活し、草加で東京の仕事をする」暮らしを目指しています。
携わる仕事や報酬は東京基準。そして暮らしは草加で、満員電車には乗らない日常など、自分らしい選択をできる形。 Rootsは、新しい働き方と暮らし方を提案します。(写真右:國分さん)
【HP】株式会社Roots
株式会社奏草舎
SOSOPARKをふらりと立ち寄りたくなる場所に育てていきたい

また、「SOSOPARK」はまだ店舗を持たない個人事業者に対して、販売機会をつくることで新たにテナントとして出店の可能性を生み出すなどインキュベーション施設のような役割を担ってきました。
今回の提案では、これまで育んできた価値に共感する企業や団体などと共創し、さらにエリア価値向上を推進していく内容が発表されました。この場所を一緒に育てていける方々をお待ちしています。(写真右:今井さん)
【Instagram】SOSOPARK
スタジオスクリュー
ものづくりと暮らしの距離がぐっと近づく拠点をつくり、草加の創造力を育みたい
町工場と建築の両方に携わってきた経験をもとに、いま小林さんが見据えているのは、まちとものづくりのつながりの再設計です。まずその一歩として自分自身の設計事務所の拠点を、美しい町工場の製品に触れることのできる場所として草加のまちに開くことを考えています。
製造業で培ってきた技術や知恵を、雇用の創出や技術継承、そして日々の暮らしへと役立つかたちで還元したいと考えています。暮らしとものづくりがもっと身近になれば、ゆくゆくはまちの新たな産業も育つはずという想いも含めて発表しました。(写真右:小林さん)
【HP】一級建築士事務所スタジオスクリュー
株式会社S and
谷塚で暮らす人の出会いや好きが生まれるような、日常の「寄りどころ」を一緒につくりたい

設計事務所 S andは、「まちと歩み、ひとを紡ぐ設計事務所」をコンセプトに掲げ、建てて終わりではなく、完成後にどのような活動が生まれていくかまでを一緒に考え、使い手が自由に関われる余地を残した建築と、そこに関わり続ける姿勢を大切にしています。
建築士の佐藤壮一さんと営業の千葉聡さんは、新しく拠点をつくる谷塚で、自分たち(S)だけでなく誰か(and)と共に、日常の中でふと立ち寄れ、人と出会い、何かが始まる「寄りどころ」となるような場づくりを目指します。
通常の設計事務所にとどまることなく、カフェ機能併設や公共用地でのイベント開催なども通じて、地域コミュニティを形成し、本業の設計で近隣の閉まった店舗のシャッターを開け、まちの日常に余白と楽しさを創造していきます。(写真左:千葉さん、右:佐藤さん)
【Instagram】S and 設計事務所
当日の様子
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産業振興課
住所:〒340-8550 草加市高砂1丁目1番1号
商工係 電話番号:048-922-3477 ファクス番号:048-922-3406
リノベーションまちづくり推進係 電話番号:048-922-0839 ファクス番号:048-922-3406

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