「第2回リノベーションスクール＠そうか」が開催されました（H29.9.22-24）

事業概要

リノベーションスクールとは、市内外から集まった受講生が「ユニット」と呼ばれるチームを組み、実際の空き家などを題材に、地域経営課題の解決につながる利活用計画を3日間で検討、提案するワークショップです。最終日には、公開プレゼンテーションを開催し、題材物件の不動産オーナーに対して検討した事業計画のプレゼンテーションを行います。スクール後は、事業計画のブラッシュアップを重ね、事業化に向けて取り組みを進めます。

日時

平成29年9月22日（金曜日）・23日（土曜日）・24日（日曜日）
公開プレゼンテーション及びクロージングアクトは24日（日曜日）午後2時から午後5時

スクールの詳細

今回も建築業、デザイナー、不動産業、IT関係、飲食業、小売業、会社員、主婦など多種多様なスキル・経験を持つ、様々な受講生が集まりました。
また、中には創業希望者等もいて、それぞれの知識、経験、人脈を生かしながら、3日間かけて実際に事業化することを目指してリサーチや議論を繰り返しながら、事業プランを練り上げました。

1日目は、開校式及びオープニングアクト（レクチャー）の後、さっそく対象物件見学へ。オーナーさんに色々お話を伺い、その後は周辺の状況を調べるためまち歩き。夜19時半からは、いったん手を止め、ユニットのチームワークを深めるため、オープニングパーティーへ。終了後は再びユニットごとに事業プランの作成のため、夜のまちへ繰り出し、24時までの1回目の途中経過提出に向けてユニットワークを行いました。

　　

2日目は、ライブアクト（レクチャー）、ショートプレゼン（その時点での事業プラン発表）を行い、講師陣からアドバイス等をもらいながら、3日目の提案に向けて内容を磨き上げていきます。ユニット内で役割分担しながらのチームプレイ。作業は3日目の明け方まで続きました。

　

3日目は、明け方まで議論を重ね、ようやく事業プランが見えてきたユニットから、一時帰宅。シャワーを浴びたり、仮眠を取った後、数時間後に再集合。残る力を振り絞り、事業プランやプレゼンテーションの仕上げに掛かります。200名近くの観客と題材物件のオーナーに向けた公開プレゼンテーション。すべては、8分間のプレゼンテーションで決まります。

　

こうして、3日間受講生たちが本気で練り上げた事業プラン。提案内容は以下のとおりです。

提案内容

ユニットA

題材物件：浜野鉄工車庫（2階）


提案内容：本当に見たい人と、絶対に忘れない思い出が作れる「思いD映画館」。はしゃいでOK、寝そべりOK。子ども達が愛着を持てる街「草加」を目指した映画館『SOKA TEKKO THEATER』。

ユニットB

題材物件：八幡荘


提案内容：平日夜や土日は、パパのスキルを高め、家庭を円満にし、パパの活躍の場を作るベッドタウンパパの隠れ家的料理教室。平日昼間はママの活躍の場としてのワーキングスペース。パパとママの新しい暮らし方を提案する『アオイエ』。

ユニットC

題材物件：喫茶MIKI


提案内容：フルーツにとことんこだわり抜いた月替わりの最高のパフェとそのパフェに合わせて厳選し自家焙煎した超こだわりのコーヒーを提供。品質と味にとことんこだわったカフェ『フルーツとコーヒー　ジュンペイ』。

ユニットD

題材物件：西山金属


提案内容：都内のホテルで20年以上修行したシェフによる、家族（子ども連れ）で行ける店。子どもたちの思い出に残る味、家族で過ごす時間を提供する洋食屋『aTable（アターブル）』。

公開プレゼンテーション及びクロージングアクトの様子

3日間本気で考えた提案内容の詳細については、以下の動画をご覧ください。
涙あり、笑いあり。会場中を感動させ、共感を呼んだ4提案はどれも見ごたえのあるものばかりです。
現在、それぞれの提案を実際に事業化するため、ブラッシュアップを重ねております。