更新日:2022年3月10日
東日本大震災から11年が経とうとしています
観測史上最大となるマグニチュード9.0を記録した平成23年3月11日に発生した地震は、日本に甚大な規模の被害をもたらしました。
また、帰宅困難となったときの対応、計画停電や被災地への支援活動などを通じて、災害対応を見つめ直す大きな契機にもなりました。
当時のことを振り返りながら、改めて、日頃から備えておくべことや、日常生活の中で気をつけるべきことなどを確認しておきましょう。
東日本大震災発生後の草加市からのお知らせ(広報そうか平成23年4月号)PDF
草加市内の被害状況
- 草加市震度 5強
- 死傷者 死者(0人、負傷者11人)
- 救急要請 10件(重傷0件、軽傷等10件)
- 火災 1件(ボヤのみ)
- 市内公共施設の被害 115棟
備えておきましょう
家具転倒防止対策を見直し
平成30年6月の大阪府北部地震においても家具の転倒によって尊い命が失われています。
もう一度、住まいの家具の配置や転倒防止対策を確認しておきましょう。
ブロック塀の安全点検
住宅の敷地に設置するブロック塀の安全性を確保するため、国土交通省から示されたチェックポイントを参考に、改めて安全確認を行いましょう。
市では、道路等に接している危険ブロック塀等を市内事業者で撤去する工事を対象に、撤去工事に要した費用の3分の2の額を補助しています(上限は40万円)。
木造住宅の耐震性の確認
平成28年熊本地震では、大きな地震災害が発生し、倒壊した建物も多くありました。
木造住宅を対象に建物の平面図を基にパソコンで行う無料簡易耐震診断も行っています。
感震ブレーカー設置の検討
地震による火災の半数は電気が原因です。揺れを感知し、自動的に電気を遮断する「感震ブレーカー」の設置が効果的です。
「草加市ハザードマップ」を確認しましょう
ハザードマップには、地震や水害が発生した時、被害想定や対応方法などが書かれています。
事前に災害から命や家財を守るために、どのような準備が必要か確認しておきましょう。
「防災マニュアルブック」を確認しましょう
埼玉県では家庭で取り入れやすい備えをまとめたリーフレットを作成しています。
家庭での備えや地域での防災の取組に活用しましょう。
緊急情報を取得できるようにしておきましょう
草加市からのお知らせを受け取る
草加市では、自分に合った方法で情報を受け取ることができます。
いざというときに混乱しないためにも、日頃から情報を受け取ることが重要です。活用しましょう。
埼玉県災害対策アプリ「まいたま防災」
埼玉県では、災害発生時に活用できる情報や日頃の防災情報を配信するために、埼玉県公式スマートフォンアプリ「まいたま防災」をリリースしています。
家庭で災害に備えるための情報を確認できることのほか、避難情報などの非常時の情報をプッシュでお知らせします。
171番災害用伝言ダイヤルを体験しておきましょう
災害用伝言ダイヤル(171)とは地震などの災害の発生により、被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供が開始される声の伝言板です。災害用伝言ダイヤルは、毎月1日・15日に体験利用できます。いざというときのために、事前に利用方法を確認しておきましょう。
このページに関する問い合わせ先
危機管理課
住所:〒340-8550 草加市高砂1丁目1番1号
電話番号:048-922-0614
ファクス番号:048-922-6591