更新日:2019年7月10日
平成19年2月20日号掲載
松原団地は日本住宅公団(現在の都市再生機構)が建設し、昭和39年に完成しました。総敷地面積60ヘクタール、5,926戸、当時は東洋一のマンモス団地と呼ばれました。昭和37年に松原団地駅が開設されたこともあり、団地内には小・中学校、保育園、市役所サービスセンター、郵便局、商店街などが次々と建てられ、めまぐるしい発展を遂げました。
この写真は昭和38年ごろのものだと思います。友人からもらいました。当時の松原団地は少し上流の空気があって、住むことが人々の憧れでした。若い世代の人たちが続々と引っ越してきて、急激にまちが変わったことがとても印象に残っています。それでも団地の周りは田んぼばかりで、稲刈りの後にはれんげが咲き、たくさんの子どもたちが摘んで遊んでいました。再び、建て替えでまちが変わるのですね。うれしいような寂しいような気がしています。
(写真・文:関登さん)
草加松原団地は老朽化が進んだことから、事業面積約54ヘクタール、整備計画戸数約6,000戸の大規模な団地建替事業を計画し、平成17年10月から工事に着手しました。
平成30年5月までに、A・B街区においてUR賃貸住宅3,050戸が完成しています。
また、UR所有地の一部が民間事業者へ売却され、マンションや高齢者福祉施設、子育て支援施設、病院などが整備されました。
今後は、平成30年10月からD街区の既存住棟解体工事に着手し、平成32年までに道路などの基盤整備を完成させ、民間事業者にUR所有地を売却し、事業完了する予定となっています。
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