更新日:2011年5月25日

平成18年4月20日号掲載
別名子育て地蔵。言い伝えでは、浅古家わきを流れていた堀が増水したときに上流から流されてきた地蔵を、浅古家先祖が救い祭ったところ、子宝に恵まれたといいます。

明治35年ごろの子育て地蔵。戦前までは、毎年8月24日(旧暦の地蔵盆)になると、地蔵堂に貯まったおさい銭を2銭銅貨に両替し(のちに1銭)、近所の子どもたちに配っていました。当時は子どもたちがたくさん集まりましたが、現在はこの辺りに子どもたちが集まることがめっきり少なくなり、ちょっと寂しいです。子育て地蔵は、子宝の地蔵。子どもは宝です。草加がいつまでも子どもの声が響くまちであってほしいなと願っています。(写真提供・文 浅古正三さん)
注:写真左手前が地蔵堂です。
市役所庁舎は、市が地蔵堂を除く浅古家所有の土地を購入して、建設されました。旧日光街道(市役所東側通り)の拡幅整備や西棟庁舎建設の際など、何回か地蔵堂を移設する提案も出ましたが、市民に長い間親しまれてきたことを大切にし、市ではこの場に残すことにしました。
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