メニューにジャンプコンテンツにジャンプ
草加市 SOKA CITY

トップページ > 草加を楽しむ > 歴史・文化 > 50周年記念誌 > あれから50年 > 産業・地場産業(煎餅・皮革・浴衣)

産業・地場産業(煎餅・皮革・浴衣)

更新日:2011年3月20日

伝統の逸品から最先端製品まで、価値あるモノづくりが進行中!

草加市の産業は、埼玉県でも有数の事業所数と製造品出荷額を誇っています。
商業は東武伊勢崎線の各駅周辺に商業施設が集積し、草加駅東口の「アコス」が商業拠点となっています。
急激な都市化により農業戸数は減少していますが、エダマメや夏ギクなど、時代のニーズにマッチした品目が生産されています。
また、伝統産業としては「草加せんべい」や皮革製品、ゆかたの染付けなどが広く知られています。

煎餅

日光街道草加宿の名残を伝える
誰もが知ってる名産品「草加せんべい」

せんべい1

草加せんべい
香ばしいしょう油の香りが食欲をそそります。

全国に知られる郷土の特産品「草加せんべい」は、”かたもち”と呼ばれるせんべいがそのルーツと言われています。草加では昔から米作が盛んで、余った米を保存するために作られていました。江戸時代になり草加宿ができると、茶屋・物売りが軒を並べ、この保存食だったせんべいが売られるようになり、広まったと考えられています。醤油が普及し始めた幕末から、焼いたせんべいに醤油が塗られるようになりました。

せんべい2

大正時代に入り、「草加せんべい」が埼玉の名産品として天皇に献上され、これが大きな転機となりました。この献上を契機に、「草加せんべい」として、その名が全国に広がっていったのです。しかしその知名度の高さから、まったく無関係のせんべいに「草加せんべい」という名が乱用されてきました。現在、正真正銘の「草加せんべい」ブランドの復権と確立に向けて、市とせんべい業者が一致団結。「本場の本物」の認定に続き、「地域団体商標」を登録しています。現在、市内にあるせんべいの製造所や販売所は実に60軒以上と、名実ともに草加市を代表する産業の一つです。

本場の本物

ロゴ(草加せんべい)

農水省管轄の団体が認定する地域食品ブランド表示基準により、2006(平成18)年2月に草加せんべいが、「本場の本物」第1号として認定されました。
認定されたのは草加せんべいを含めて全国で6品目。
これは、その土地で伝統的に培われた「本場」の製法と、その地域の材料を使った「本物」の味を作り続ける加工食品のみが認定されるものです。
認定商品には、信頼の証である「本場の本物」ロゴが表示されます。

皮革・浴衣

オリジナルブランドも誕生した皮革製品、
江戸の粋を伝える東京本染ゆかたも草加発

「草加せんべい」のほかに、草加を代表する産業といえば皮革産業と染色業です。

皮革3

皮革
皮革のまち草加から送り出される、バッグなどの皮革製品。
1995(平成7)年にはオリジナルブランドも誕生するなど、個性的で斬新な製品も登場しています。

皮革産業は、ある皮革加工会社の1935(昭和10)年の移転を契機に、皮革業者が次々に草加に進出。製品は靴やカバン、衣料品、野球グローブなどの運動具など多種多様です。カバンは、和のテイストを生かした新ブランドや、アウトドアに適したブランドなど、斬新で魅力的な製品が生み出されています。

  • 皮革1
  • 皮革2

染色業としては、特にゆかたの染付けが有名で、草加のゆかたは県の伝統的手工芸品にも指定されています。

ゆかた3

ゆかた
草加のゆかたは、埼玉県の伝統的手工芸品にも指定されている特産品です。
「注染」(ちゅうせん)と呼ばれる染色技法で染められるために表裏とも染めあげられ、伝統工芸士の手によって作り出される絶妙な色合いが特徴です。

その始まりは、江戸中期、神田紺屋町の染付け業者が草加に移転してきたことにあると言われています。時が移り、1961(昭和36)年の最盛期には年間生産量が300万反にまで達したと言います。草加で生み出される製品は”東京本染ゆかた”と呼ばれて親しまれています。

  • ゆかた1
  • ゆかた2

このページに関するアンケート

このページに関する問い合わせ先

広報課
住所:〒340-8550 草加市高砂1丁目1番1号
電話番号:048-922-0549
ファクス番号:048-922-3041

草加市 SOKA CITY

郵便番号:340-8550 埼玉県草加市高砂1丁目1番1号
電話番号:048-922-0151(代表) ファクス番号:048-922-3091

開庁時間:月曜日から金曜日(年末年始・祝日を除く)午前8時30分から午後5時
日曜窓口(毎月第2 日曜日 午前9時から午後4時まで)
日曜窓口の取扱業務