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知っていますか草加のものづくり

最終更新日:2011年11月25日

溶接技術を生かしたオブジェ製作 

溶接技術を生かしたオブジェ製作

ステンレス板金加工

ものづくりのまちとして、様々な製品を生産している草加市。その製品には、ネジやフレーム、そして工程などを制御する電子機器などの多くの部品が使われます。これらの部品を作る下請けの中小企業も市内には数多くあります。


熟練の技術が製品を支える

スーパーで販売されるパンや精肉などを袋詰めする包装機。この機械を製造する(有)田島製作所は、工場とともに30年ほど前、松江5丁目に引っ越してきました。家族4人で経営する同所が製作する部品は、包装する商品を入れる機械の受け口部分。こびり付きやすい精肉などは凹凸のあるエンボス加工したもので、滑りやすいものは光沢のあるもので作ります。

受け口部分の仕上げ 

受け口部分の仕上げ

製作は、ステンレスの板をカットし、図面に合わせて折り曲げ、溶接で固定します。商品が滑りやすくなるように、均一に丸みを付け曲げることは、熟練の技術が必要です。「製作するものは、オーダーメードに近く、起こした型を使って量産するものではないので、長年の勘で曲げながら製造しています」と社長の田島一さんは話します。30年の長きにわたり、絶え間なく注文が入ることがこの製作所の技術力を物語ります。

 板の曲げ加工

板の曲げ加工


発想を転換し世界へ

しかし、受注につながる設備投資は景気に左右されるもの。5、6年ほど前には受注も減り、経営も苦しかった時期もあったそうです。田島さんは、「草加には、腕の良い職人が多くいますが、部品作りだけでは工場の技術や製造者などを多くの人に知ってもらうことはできません。また、下請けだけでは、不景気になると一気に経営も悪化してしまいます」と話します。

キーホルダーなど 

キーホルダーなど

そこで、安定した売り上げが得られるよう、溶接の技術を生かしたオブジェやアクセサリーなどの製作を新たに始めました。同所が製作するものは、草加モノづくりブランドにも認定されている「ねじろぼちゃん」をはじめ、ステレンスを溶かして製作するアクセサリーや恐竜の骨格、昆虫のオブジェなど様々。「これらのアクセサリーなどは、形や色合いなど同じものが出来ないのが魅力」と田島さん。特に恐竜のオブジェは、完成まで数か月もかかるほど手間がかかります。また、より多くの人に知ってもらおうと、米国に留学していた経験を生かし、海外の若手芸術家が集うサイトにブログを開設。今では1万を超えるコメントが付くほどの人気サイトになりました。昨年出展した市展では、草加市美術協会賞を受賞し、今年5月の県展では朝日新聞社賞を受賞するなど様々なところでその技術と感性が評価されています。「溶接の技術を子どもから大人まで知って欲しいと思い始めたものですが、皆さんの反応が良く驚いています」と話します。

恐竜の骨格のオブジェ 昆虫のオブジェ

恐竜の骨格のオブジェと昆虫のオブジェ

「まだまだ、これらの売り上げは少ないものですが、徐々に売り上げを伸ばしたいと思っています。ブログでの反応を新たな商機と考え、将来は海外にも販路を広げられればと思っています」と田島さんの夢は膨らみ続けています。

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