ユニバーサルデザインとはみんなにやさしいデザインと言う意味で、ノースカロライナ州立大学のユニバーサルデザインセンター所長であったロナルド・メイス氏（1941年から1998年）が1985年に正式に提唱した、バリアフリー概念の発展形にあたるものです。
「できるだけ多くの人が利用可能であるようなデザインにすること」を基本コンセプトととし、デザイン対象を障がい者に限定していない点が一般に言われる「バリアフリー」とは異なる点です。
ユニバーサルデザインの領域は商品、施設、都市などの目に見えるものから、サービスやシステムなどの目に見えないものまで多岐にわたります。
ロナルド・メイス氏は、障がいのある人を特別視せずにあらゆる人が快適に暮らすことが出来るデザインとして、ユニバーサルデザインを提唱しました。
なお、ロナルド・メイス氏の提唱するユニバーサルデザインは下記の7つの原則で構成されています。
＜ロナルド・メイス氏の7つの原則＞