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草加市 SOKA CITY

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おくのほそ道の風景地 草加松原

更新日:2023年7月1日

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おくのほそ道の風景地草加松原

名称(よみ)

おくのほそ道の風景地 草加松原 (おくのほそみちのふうけいち そうかまつばら)

種別

国指定名勝

員数

指定年月日

平成26年(2014年)3月18日

概要

草加松原は、草加市の中心部を南北に流れる綾瀬川右岸沿いの遊歩道の東西に、約1.5キロメートルに及ぶ松並木です。日光街道第2の宿場だった旧草加宿の北側に位置し、一説では、天和3年(1683年)の綾瀬川開削に伴い街道が整備された際に松は植えられたと伝わり、江戸時代から日光街道の名所として知られてきました。
貞享5年(1688年)、松尾芭蕉は隅田川のほとりにあった芭蕉庵を引き払い、翌年の元禄2年(1689年)3月27日(今の暦で5月16日)に『おくのほそ道』の旅に出ました。舟で千住へ至り、その後は徒歩で日光街道を北上。草加宿は『おくのほそ道』の作品中にも登場します。松並木は、その草加宿の北側にあって、街道を行く人々を見守ってきました。戦後、昭和40年代(1965年から1974年)には、根元を通行する車両の排気ガスや道路舗装による根の切断などにより、著しく本数を減らしましたが、市はもちろん、地元の人々や埼玉県(SSR埼玉シンボルロード整備計画)による保護の取組の結果、平成24年(2012年)には古木・若木合わせて634本の松並木が復活するに至りました。
現在は、市道及び都市公園「草加松原公園」として整備され、訪れる人々の憩いの場となっています。
草加松原は、芭蕉の一行が通過した頃からその後の時代にかけて松が植え足され、街道の両側に今や長さ1.5キロメートルもの並木にまで成長を遂げました。幹回りが約2メートルにも及ぶ複数の老樹を含め、川に沿って線状に延びる並木道の風景は壮観であり、今なお『おくのほそ道』の時代の雰囲気を伝える一連の風致景観の一つとして、評価されました。

所在地

草加市栄町一丁目、草加市栄町二丁目、草加市栄町三丁目、神明二丁目

電話番号

アクセス

東武スカイツリーライン獨協大学前<草加松原>駅東口下車、徒歩5分。正面大通りを東へ進んだ、県道足立越谷線沿い。

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