更新日:2023年9月1日
名称(よみ) | 甚左衛門堰(じんざえもんぜき) |
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種別 | 県指定有形文化財(建造物) |
員数 | 1基 |
指定年月日 | 1999年3月19日 |
概要 | 札場河岸公園内にある甚左衛門堰は、かつて付近に広がっていた水田の用水量を調整するため、綾瀬川と伝右川の間に設けられました。野口甚左衛門により造られたので、甚左衛門堰という名で呼ばれるようになりました。明治23年(1890年)の大きな水害の後、県に改築のための補助を求め、その3年後に補助金が交付されました。翌明治27年(1894年)に3ヶ月かけて現在の煉瓦(れんが)造りの甚左衛門堰が完成しました。完成後は、昭和58年(1983年)まで、約90年間にわたり使用されました。 甚左衛門堰には、横黒煉瓦(よこくろれんが)という種類の煉瓦が約3万2500個使用され、「オランダ積」あるいは「イギリス積」と呼ばれる技法を用いています。 甚左衛門堰は、古いタイプの横黒煉瓦を使用していますが、建設年代から見てもこの種の煉瓦を使った最後期を代表する遺構です。また、デザインが美しいだけでなく、保存状態も極めて良く、農業土木技術史・窯業技術史上、貴重な建造物です。 |
所在地 | 草加市神明2-145-1他 札場河岸公園内 |
電話番号 | ― |
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