更新日:2023年7月1日
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名称(よみ) 享禄五年弥陀一尊図像庚申待板碑(きょうろくごねんみだいっそんずぞうこうしんまちいたび) 種別 市指定有形文化財(歴史資料) 員数 1基 指定年月日 昭和60年(1985年)3月28日 概要 この庚申待板碑(こうしんまちいたび)は、上部と下部が欠損し、しかも二つに割れています。
上部欠損部にあった天蓋(てんがい)から垂れる瓔珞(ようらく)の一部が左側にあり、その右中央部には阿弥陀如来(あみだにょらい)の立像が、その下の破損部分にかかって机上の三具足(みつぐそく=香炉〔こうろ〕・華瓶〔けびょう〕・燭台〔しょくだい〕)が刻まれています。三具足の下には文字が見られ、享禄5年(1532年)2月に僧侶2名とその他10名以上の人々が、庚申待供養のために造立したことが分かります。
庚申待板碑は一般に例が少なく、市内では、この1点のみが発見されただけです。また、造立年代も古く、中世における庚申信仰資料としては唯一のものであり、中世の地域社会を理解する上で貴重な資料です。所在地 草加市住吉1‐11-29草加市立歴史民俗資料館 電話番号 ―
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