更新日:2023年7月1日
名称(よみ) | 六角宝幢形経筒(ろっかくほうどうがたきょうづつ) |
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種別 | 市指定有形文化財(工芸品) |
員数 | 1口 |
指定年月日 | 昭和51年(1976年)11月15日 |
概要 | 経筒とは、経巻を納めた筒形の容器のことです。その形が、寺院本堂などで下げられている幢幡(どうばん)に似ているので、このような形の経筒を宝幢形経筒と呼んでいます。 明治11年(1878年)5月21日に出土した経筒の筒身は、6枚の長方形の銅板と底部に分かれていますが、これは破損したためで、もとは連続した1枚の銅板を折り曲げて六角の筒形になっていたものです。6枚のうち1枚には仏図像と銘文が、2枚には銘文が刻まれています。 経筒は16世紀を中心に作られたものですが、円筒形のものは全国で数百点も発見されているのに対し、六角形のものは30点程しか報告されていません。しかも、出土地が明らかなものや由緒の正しいものは、その半数余りとなっています。そのため、たとえ蓋部を失っているとはいえこの経筒は、学術上誠に貴重なものであるということができます。 |
所在地 | 草加市柿木町内 |
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