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草加市

教育長あいさつ

更新日:2023年4月1日


新たな年度の始まりにあたり

 

 日頃より草加市の教育行政にご理解ご協力をいただき、誠にありがとうございます。新型コロナウイルス感染症による教育への影響が続く中、各校では、子どもたちにとって1度しか体験できない現学年での学びを大切にし、感染防止対策を講じながら教育活動の充実に努めてまいりました。修学旅行や自然教室など泊を伴う学校行事が、全ての学校で実施されたことも大きな一歩でありました。コロナ禍において、各校教職員は日々これまで以上のきめ細かな対応を行い、教育活動の実施に向けて、子どもたちの成長のために力を尽くしてまいりました。保護者の皆様には、日々の健康観察や本人またご家族が体調不良の際には登校を控えていただく対応など、多大なご理解ご協力をいただきましたことに改めて感謝申し上げます。併せて、泊を伴う学校行事をはじめコロナ禍における各校の様々な教育活動の実施にあたり、温かなご理解ご支援をいただきましたことにつきましても重ねて深く感謝申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症は、5月8日に5類感染症に位置付けられる予定となっており、本年度新学期からは学校教育活動にあたってマスクの着用を求めないことを基本とすることとしております。既に4年目の長期となっており、健康や感染防止への配慮はもとよりのこと、子どもたちの健やかな成長や、学校において得られる体験や学びに及ぼす影響についても、しっかり目を向けていく必要があるものと捉えております。
 コロナ禍において、学校という場が如何に重要なものであったか改めて認識することとなりました。学校は、子どもたちにとって、小さくとも大切な1つの社会であります。多くの多様な子どもたちが集まり、教職員がいて、みんなで共に学ぶからこそ得られるものがあります。学級の一員でいることや教職員に声をかけられることの喜びがあります。学びの大切さはもとより、自主性や社会性、さらには全人格的な成長を支えるという側面において、学校の存在・教育は欠くことのできないものであり、1年1年が繰り返せない大切な日々となります。この4月からは、一人ひとりの子どもたちにとって新たな学習体験活動が始まります。各校において、感染防止を図りながら、子どもたちの未来を見据え一人ひとりの成長につなげていけるよう、教育活動・学びの充実を図ってまいります。

 生涯学習においては、「草加市生涯学習推進指針」を基に、市民の皆様一人ひとりのライフステージに応じた多様な学習情報や学習機会を提供するとともに、皆様の学びが日々の生活を豊かにするものとなり、その成果が、地域づくりなど様々な形で発揮されるよう推進を図ってまいります。
 
 人権教育においては、「草加市人権尊重都市宣言」を基に、全ての教育活動において、子どもたちが自他の大切さを認めることができるよう、発達段階に応じた人権を大切にし合う教育を推進するとともに、全ての人が相互に認め合い、尊重し合う平和な社会の実現を目指してまいります。

 本年度も、草加の教育の着実な一歩前進を目指し、一人ひとりを大切にする「笑顔かがやく草加の教育」の進展を図るとともに、市民の皆様、また子どもたちの一人ひとりの笑顔につなげていけるよう力を尽くしてまいります。
 よろしくお願いいたします。

令和5年4月1日
草加市教育委員会
教育長 山本 好一郎

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