私道の下水道布設は地域の皆さんで

施工者について

公道に布設する下水道管は市で行いますが、土地に所有権のある私道については、市では下水道管を布設することができません。

家屋が私道に面している利用関係者が、共同で私道内に排水設備を設け、家庭の汚水・雑排水を公道の下水道管に流す工事をしなくてはなりません。

私道内共同排水設備設置事業補助金制度

私道に、2戸以上の方が共同で排水設備を設置する場合、一定の要件を満たしていれば、次のように工事費に補助率を乗じた額の補助金を受けとることができます。

• 一端が公道に接している私道の場合
  道路の幅員が4メートル以上：75%
  4メートル未満：70%
• 両端が公道に接している私道の場合
  道路の幅員が4メートル以上：100%
  4メートル未満：75%

私道と公道の両方に面している方は、下水道管の取出しの選択ができます。

工事及び補助金制度の手順

• 共同排水設備工事をするため、全員の合意、代表者選任、土地所有者の確認と承諾が必要となります。
• 指定排水工事設備店の選定・工事の依頼をします。
• 私道内共同排水設備設置事業補助金の申請に必要な書類を作成し、署名（押印）します。
• 工事前に補助金申請の手続きを行います。
• 排水設備工事着工・完了・工事完了検査後に補助金を支払います。

私道説明会

市では、要望に応じて随時、私道内の共同排水設備設置事業補助金制度の説明会を行っています。

布設等の疑問などありましたら担当課まで連絡してください。