松並木講演会「草加の松をいかにして守るか」が開催されました

1月7日（日曜日）、特定非営利活動法人ちえぞう・やるぞう主催（草加市奥の細道市民推進委員会共催、草加市・特定非営利活動法人今様草加宿・草加宿神明庵運営協議会後援）による松への薬剤樹幹注入と松枯れの概要に関する講演会が行われました。

第一部は、（一社）日本松保護士会理事　増田　信之氏による松並木での松への薬剤樹幹注入のデモンストレーションが実施されました。
増田氏の分かりやすい説明や視覚的に大変見やすい資料の効果も相まって講演の参加者のみならず、松並木を散歩中の通行人の方々も興味深い様子で薬剤注入を見学していました。


第二部は草加市文化会館に移動し、同じく（一社）日本松保護士会理事　増田　信之氏による松枯れの概要に関する講演会が開催され、約60人の方が参加しました。講演では、全国各地で松枯れの防除活動を行っている増田氏ならではの講義が展開され、松に害のある具体的な病気や害虫の解説、県外で起こっている松枯れの実態などを解説しました。


講演後のアンケートでは、「普段は見ることのできない貴重な作業を見学できた」、「松枯れの具体的なメカニズムが分かって有難かった」との声があったほか、「資料が大変、分かりやすかった」、「再度、自宅で勉強させていただきたい」との感想が寄せられ、大変、有意義な講演会となりました。