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草加市

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葛西用水桜並木保全管理計画を策定しました

更新日:2021年8月26日

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このたび、周辺町会等を含めた皆様の多大なご理解とご協力をいただき、葛西用水桜並木保全管理計画が策定されました。
今後はこの計画を基に葛西用水の桜並木の更新を進めていきます。

保全管理計画の骨子

計画策定の目的

本計画は、市民の貴重な財産である葛西用水沿いの桜並木を、その美観を維持しつつ、さらにその魅力を高め、将来に引き継いでいくために策定したものです。

計画策定の背景

 葛西用水沿いに昭和50年代にかけて、草加市観 光協会や地元市民等によりソメイヨシノの苗木が植栽され、現在では約450本の桜並木として草加市を代表する観光資源となっています。
しかし、当時植えられた桜も約40年が経過し、老木化が目立ってきています。ソメイヨシノの街路樹としての寿命は約60年とも言われ、今後桜並木を維持していくためには何らかの方策を講ずる時期にきています。
以上を背景に、現在の桜並木が抱えている老木化や外来カミキリムシの摂食による被害などの諸問題を整理し、この桜並木を将来に引き継いでいくための方策を定めました。

保全管理計画の2つの柱

葛西用水の桜並木を将来に引き継いでいくための計画の柱は大きく2つです。

  1. 桜並木を計画的に将来に継承していくための更新計画(第4章・桜並木更新計画)
  2. 更新と並行し、既存の桜を適正に管理し、美観を維持するための維持管理計画(第5章・桜並木維持管理計画)

桜並木継承の方策

一部を除き、すべての桜を伐採し新しい桜に植え替えます。
今後、対応すべき対象としては個々の樹木ではなく、樹木の集合としての並木です。
並木を構成する個々の桜について、一度すべてを伐採する。その上で、新しい品種の桜を土壌改良を行った上で最適な間隔で植え直します。その際に植栽基盤の嵩上()げを併せて行えば、大きな懸案である地下水位からの影響を軽減することが可能となります。

更新計画

対象地を北からA~Dの4つのゾーンに分けます。

  • Aゾーン:東京外環自動車道から青柳堰付近
  • Bゾーン:青柳堰付近から緑橋
  • Cゾーン:緑橋から新橋
  • Dゾーン:新橋から八潮市境)

Aゾーンは桜の樹齢が若いため、既存の桜を残します。
B~Dゾーンはすべて伐採し、15年程度かけて新しい桜に植え替えます。

その際、生育環境向上のため、植栽間隔を広げます。桜の本数は現在の397本から約240本になります。
新植する桜を選ぶため、桜見本ゾーン整備を行います。(ソメイヨシノの後継候補を試験的に植栽し、花の形、色、開花時期等を観察し、5年目を目処に更新する樹種を決定します)
桜並木の魅力アップのため、そうか桜(しだれ桜)も植栽します。(景観のアクセントとして、橋や休憩所の付近に植えます)
  
詳細は「葛西用水桜保全管理計画(概要版)」をご覧ください。

これまでの流れ

平成28年度(2016年)

  • 保全管理計画始動
  • 初期診断を実施
  • サクラ並木ニュース第1号・第2号を発行

平成29年度(2017年)

  • 外観診断・精密診断・土壌調査を実施
  • サクラ並木ニュース第3号を発行
  • 第1回懇談会を実施

平成30年度(2018年)

  • サクラ並木ニュース第4号・第5号・第6号(号外)を発行
  • 第2回・第3回懇談会を実施
  • 保全管理計画を策定

令和元年度(2019年)

  サクラ並木ニュース第7号を発行

  保全管理計画を施行

注意事項

  • 5年ごとに見直しを行う。
  • 進捗報告を兼ねて、サクラニュースを刊行予定。(年に1回程度)

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このページに関する問い合わせ先

みどり公園課
住所:〒340-8550 草加市高砂1丁目1番1号
保全・育成係 電話番号:048-922-1973 ファクス番号:048-922-3145
計画・事業係 電話番号:048-922-1994 ファクス番号:048-922-3145

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