ペット火葬炉に設置する集じん装置

集じん装置の種類

埼玉県生活環境保全条例による構造基準

焼却能力が1時間当たり100キログラム以上の廃棄物焼却炉（火格子及び火床面積1平方メートル、燃焼室容積1.4立方メートル以上）

• ばいじんの除去を高度に行うための機能を有するばい煙処理設備

バグフィルター（濾布によりばいじんを除去するもの。）または電気集じん装置（静電気により除去するもの。）を設置してください。

焼却能力が1時間当たり30キログラム以上100キログラム未満の廃棄物焼却炉（火格子及び火床面積0.3平方メートル、燃焼室容積0.42立方メートル以上）

• ばいじんの除去を行うための機能を有するばい煙処理設備

サイクロン集じん装置（遠心力により除去するもの。）または洗浄集じん装置（スクラバー。水等の液体を通して除去するもの。）と同等以上の能力を有する集じん装置を設置してください。

重力集じん装置や慣性力集じん装置など、何の力も使わず、ただ重力により沈降させる集じん装置では許可できません。

移動火葬車両の集じん装置に関する審査

すでに集じん装置を設置している移動火葬車両の場合

実際に動物を火葬した際の測定結果（計量証明書）を確認し、埼玉県生活環境保全条例の排出基準（0.15グラム／立方メートルN）をクリアしていれば許可をします。

これから集じん装置を設置する、又は集じん装置付移動火葬車両を購入する場合

許可申請前に、炉メーカーの発行するカタログや測定結果（計量証明書）を事前に提出してください。市で事前審査を行い、問題が無ければ許可見込みを伝えます。その後、許可申請及び発注をしてください。

実車が完成次第、確認検査を行い、その段階で実際に動物を火葬した際の測定結果（計量証明書）を提出してください。

その後、審査を行い、問題が無ければ許可をします。