更新日:2021年8月13日
避難所運営組織とは何ですか
住民によって災害時の避難所の設置と運営ができるよう訓練を実施した組織のことをいいます。
経緯
東日本大震災や熊本地震における避難所運営での教訓を踏まえると、行政も被災するとともに行政の業務は人命救助や応援の受入れが優先され、大災害時には避難所の開設が行き届かないことが想定されます。
過去の大きな災害事例では、発災直後に行政職員が避難所に駆けつけられず混乱を招くような事態が見受けられたことから、近年は、地域住民による避難所開設・運営が求められるようになってきています。
このような状況を踏まえ、草加市町会連合会では、これまでの大きさ災害における課題を踏まえ、避難所周辺の町会・自治会が中心となり、避難所となる市内全小・中学校、柿木公民館でそれぞれ「避難所運営委員会」を組織し、平成29年11月19日には草加市町会連合会主催による市内一斉の避難所運営訓練を実施していただいたところです。
また、平成30年2月に、草加市町会連合会が指定避難所33か所の避難所運営委員会の委員長で構成する「草加市町会連合会避難所運営協議会」を発足させ、市内一斉の避難所運営市民防災訓練を毎年度実施することを決定していただきました。
訓練内容
各避難所運営委員会で協議の上、決定された訓練内容を実施します。標準的な訓練は以下のとおりです。
- 避難訓練
- 施設の解錠訓練
- 施設(体育館)の安全確認訓練
- 避難者の受付訓練
- 備蓄倉庫の資機材確認
- 受水槽(応急給水栓)からの給水訓練
- 屋外での炊き出し訓練
- 仮設トイレ(マンホールトイレ)の組立訓練
- 担架等の組立訓練
- 体育館での避難所開設(設営)訓練
- (MCA無線による)情報伝達訓練
また、サタデースクールと連携することで、小学校6年生と中学校2年生の生徒が参加し、避難所運営委員会や市職員とともに訓練も行いました。
このページに関する問い合わせ先
危機管理課
住所:〒340-8550 草加市高砂1丁目1番1号
電話番号:048-922-0614
ファクス番号:048-922-6591
PDF・Word・Excelなどのファイルを閲覧するには、ソフトウェアが必要な場合があります。詳細は「ファイルの閲覧方法」を確認してください。