更新日:2021年8月24日
近年日本各地で、甚大な被害をもたらす大規模水害が頻発していることを受け、宅地建物取引業法施行規則の一部が改正されました。
それに伴い、不動産取引時において、水害ハザードマップを活用して対象物件の水害リスクを事前に説明することが義務づけられました。
そのため、不動産取引業者から問い合わせが増えているため、よくある質問と回答を掲載します。
Q:草加市のハザードマップ作成状況を教えてください
A:草加市のハザードマップ作成状況は下記のとおりとなっています。
ハザードマップ種別 | 作成 | 作成基準 | 浸水種別 | 備考 |
---|---|---|---|---|
洪水 | 有 | 平成27年改正の水防法に基づく (想定最大規模降雨) |
外水 | 令和3年1月作成 |
内水はん濫 | 有 | 水防法に基づかない参考図 (浸水履歴図 |
内水 | 令和3年1月作成 |
注:草加市内では、土砂災害警戒区域、急傾斜地崩壊危険区域、地すべり防止地域、砂防指定地に指定されている地域はありません。
Q:草加市のハザードマップを説明する必要がありますか?
A:草加市ハザードマップ(災害地図)は、現行の水防法に基づくハザードマップですので、宅地建物取引業法施行規則の一部改正に伴う重要事項として水害リスクを説明する必要があります。
Q:草加市のハザードマップは「想定最大規模降雨」を想定したものですか?
A:草加市が令和3(2021)年1月に作成したハザードマップは、平成27年改正の水防法に基づいた「想定最大規模降雨」を想定したものとなっています。
「想定最大規模降雨」とは、どういうことですか?
A:「想定最大規模降雨」とは、約1000年に1回の確率で発生することを想定した大雨の規模です。なお、「想定最大規模降雨」は当該河川で過去に降った雨だけでなく、近隣の河川に降った雨が、当該河川でも同じように発生するという考えに基づき設定しています。降雨特性が似ている地域(埼玉県は「関東地域」)で過去に観測された最大の降雨量等による想定となっています。
Q「内水(浸水)被害概略図」や草加市ハザードマップ内の「内水はん濫マップ」は水防法に基づくマップですか?
A:内水に関するマップについては、実際に草加市で発生した道路冠水等を市職員のパトロールや市民の方からの通報等に基づきまとめたものであるため、水防法に基づくマップではありません。
関連リンク
- 想定最大規模降雨による洪水浸水想定区域等について(外部サイトにリンクします)
- 土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域等の指定について(外部サイトにリンクします)
- 急傾斜地崩壊危険区域一覧(外部サイトにリンクします)
- 地すべり防止区域一覧(外部サイトにリンクします)
- 急傾斜地崩壊危険区域一覧(外部サイトにリンクします)
このページに関する問い合わせ先
危機管理課
住所:〒340-8550 草加市高砂1丁目1番1号
電話番号:048-922-0614
ファクス番号:048-922-6591
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