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姉妹都市で雪国のくらしを満喫

最終更新日:2012年2月22日

そりで遊ぶ子どもたち

昭和村親子スノーバスターズ

2月18日・19日、姉妹都市の福島県昭和村を訪れる「親子スノーバスターズ」に7組17人の親子が参加し、2日間かけて昭和村の冬の生活を満喫しました。

昭和村は県西部に位置し人口は1500人ほど。伝統織物の上布の原料となる「からむし(苧麻)」を栽培している本州唯一の地で、その糸で織ったからむし織が特産品。現在ではカスミソウ栽培にも力を入れ、その栽培面積は全国1位となっています。

昭和村と草加市とは昭和60年に友好交流宣言を交わし、体験フェアや体験ツアー、市民まつりへの参加などで都市山村交流を行っています。また、平成22年7月には姉妹都市締結を調印するとともに、「災害時における相互応援に関する協定」を結び、友好の絆を強めています。

草加市民が昭和村を訪問する体験ツアーは季節ごとに年4回開催。四季折々に様々な表情を見せる豊かな自然を体験できることから、毎回募集人数を超える応募があり、好評を博しています。

雪まつりで披露された、からむし織の雪ざらし冬の昭和村の風景1保存食として伝わる凍み大根

村の民家を訪れ、心温まるひと時を送る

2月18日、一行は昭和村の民家を訪れ、伝統工芸品作りや郷土料理作りを体験しました。以前は集落の冠婚葬祭にも使われていたという30畳ほどの大広間で、親たちはかんじき作りや郷土料理の調理に挑戦。また、子どもたちは村に代々伝わる風車作りや節分の豆まきに使う豆拾い袋作りを行いました。

お父さんたちはかんじき作りに挑戦かんじきで歩くと深い雪道もすいすい

かんじきは、厳しい冬に備え曲げておいた根曲がり竹を使って作ります。村の人が巧みな手さばきで組んだ竹にひもを四方に張り巡らしていくと、参加したお父さんたちも見よう見まねで作っていきます。初めての作業に悪戦苦闘する様子を見かねた村の人は優しく声を掛け、ひもの編み方や手順などを丁寧に教えていくと、次々に丸いかんじきが完成。体験したお父さんたちは、出来上がったかんじきを持って、早速奥深い雪道へ。どんな雪道でも沈まずに軽々歩く姿を見て、参加者からは「すごい」、「軽々進めるね」と驚きの表情を見せていました。

子どもたちが作る豆拾い袋は、節分の豆まきの際に使うもの。昭和村では、この豆袋に「福は内 鬼は外よとまく豆を ひろう子供は豆であれかし」と書き、子どもの健やかな成長を願います。「豆であれかし」には、元気であれという意味が込められているといいます。今回の豆拾い袋作りでは、村の人が事前に和紙で作っておいた小さな袋を用意。その袋の両面に、名前や似顔絵などをクレヨンで可愛らしく描き上げました。また、風車作りや郷土料理の調理などでも参加者らは村の人と会話しながら、それぞれの体験を楽しんでいました。

昔話に聞き入る参加者たち夕食を楽しみながら村の人と交流

その後、昭和村に伝わる昔話を昭和村語り部の会の4人が披露。方言を交じえながら語られる話に参加者らはじっと聞き入っていました。しかし、中には長旅のせいか居眠りをする子どもも見受けられました。その様子を見た語り部の会代表の栗城ナミ子さんは「昔話は子守歌代わりにも使われていましたので眠くなって当然です。気持ち良く寝てくれたということは、上手に語ることができたということかもしれないですね」と話していました。夕食では、昭和村の特産品である「じゅうねん」を使ったよもぎもちや豆腐もち、地酒などが振る舞わられるなどの手厚いもてなし。参加者らは村の人と楽しく会話しながら、心温まるひと時を過ごしました。。

雪祭りで、雪遊びを存分に楽しむ

翌19日、一行はからむし織の里雪まつりに参加。最初に、雪まつりの開会式で行われた「団子挿し」を行いました。団子挿しは旧暦の小正月に行われる行事で、ミズキの木に様々な団子を花が咲いたように挿して飾るもの。参加者らは、桃色や黄色、黄緑色など色鮮やかに染めて作った団子を、特設ステージに設けられたミズキの木の枝に挿していきました。

団子挿しに挑戦1 団子挿しに挑戦2団子挿しに挑戦3

その後も、餅つき大会、スノーモ-ビル体験やそり遊び、雪だるまコンテストなどにも積極的に参加。親子水入らずで、雪国ならではの遊びを存分に楽しんでいました。一行は会場に設けられた模擬店で昼食を取り、村の保存食として伝わる凍み餅(しみもち)などを土産に買い求めた後、帰路に着きました。

5歳になる凛さんと参加した堤賢さんは「村の方々は素朴で、親切に接してくれました。子どもにいい思い出がつくってあげられました」と話していました。

かまくらの前で記念撮影 スノーモービルを体験

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