更新日:2011年5月25日
平成18年11月20日号掲載
伝右川は、低湿地帯であった流域の干拓のため、関東代官伊奈半十郎忠治の家臣井手伝右衛門により寛永5年(1628年)に通水された用水です。しかし、この伝右川は、しばしば豪雨により氾濫し水害をもたらしました。そのため、昭和54年から大規模な河川改修が行われ、現在の姿になりました。また、平成16年には獨協大学により大学の通学路である桜橋が架けられました。
写真は、昭和40年頃に獨協大学北側(桜橋付近)の伝右川で撮影したものです。当時の川岸は土手で、容易に立ち入ることができました。そのため、休日には大勢の人が、釣糸を垂らす姿をよく見かけることができました。また、当時は現在よりも川底が浅かったと記憶しています。
その後、水害対策のため川が整備され、道路も広げられ、現在の姿になりました。また、写真の場所には、新しく桜橋が架けられたので、今では獨協大学に通う学生が歩くにぎやかな場所へと大きく様変わりし、時の流れを感じます。
(写真提供・文:金子光孝さん)
このページに関するアンケート
このページに関する問い合わせ先
広報課
住所:〒340-8550 草加市高砂1丁目1番1号
電話番号:048-922-0549
ファクス番号:048-922-3041