更新日：2011年5月25日
平成18年7月5日号掲載
現在の歴史民俗資料館は、大正15年9月に草加小の西校舎として建てられた県内初の鉄筋コンクリート造りの建物。この歴史的価値を後世に伝えるとともに、市内の貴重な文化・民俗資料を展示しています。
大正15年当時の草加小旧西校舎建設中の写真です。この建物は56年間、教室や音楽室として使われました。
昭和55年度の卒業生は、作文の中で「ぼくは、3年と5年の時、旧鉄筋校舎で勉強しました。今思えば、古くきたない校舎でしたが、他の学校にはないいろいろな想い出があり、埼玉県内で一番古い校舎で勉強できたことはほこりに思っています」と記しています。
（写真：草加小開校百十周年記念誌より 文：同記念誌の作文より抜粋）
歴史民俗資料館は草加小西校舎を改修し、昭和58年に開館しました。現在、館内には丸木舟、土器、古文書、板碑などの歴史資料や農具、せんべい製造具、大川家ゆかりの品々などの民俗資料などが展示されています。
開館時間は午前9時から午後4時30分。休館日は月末日と第2月曜日の午前中及び年末年始。
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