更新日:2020年10月9日
9月23日(水曜日)、保健センターで、防災の日にちなみ「災害時に役立つパッククッキングを学ぼう」をテーマに、ヘルシー料理教室が開催されました。
パッククッキングとは、ポリエチレンの袋に、食材・調味料を入れ、沸騰した湯の中に入れて、加熱し調理するもので、「1つの鍋で同時にいくつも料理を作ることができる」、「皿が無い時でもそのまま食べることができる」、「1人分ずつ調理できる」、「材料を切って袋に入れて煮るだけで簡単に作ることができる」などの特徴があり、物資が限られた災害時でもあたたかい料理を作ることができる調理方法です。しっかり火を通すことができ、1人分ずつ皿を使わず分けることができるため、衛生的に食事ができることから、コロナ禍における災害時にも役立ちます。
材料と調味料を袋に次々と入れていきます。
調理の際には、加熱中に袋が膨らまないように、空気をしっかり抜いて袋の上部を結びます。
保健センターが主催するパッククッキングの講座は、今回で2回目。食生活改善推進員の皆さんが中心となって献立を作成。今回は、全て30分加熱と10分蒸らしで完成するごはん・肉じゃが・かぼちゃのいとこ煮をつくりました。
参加者全員がはじめてのパッククッキング体験でしたが、簡単な調理方法のため、迷うことなく調理を進めることができていました。
材料を煮ている時間を利用して、アルファ化米のデモンストレーション・試食、災害時の備蓄についても説明が行われ、日ごろから食品の買い置きをし、消費した分を補充するローリングストック法の紹介や、災害時の栄養バランスも考え、不足しがちなタンパク質が摂れるよう大豆の水煮缶やツナ缶などの買い置きも勧められていました。
かぼちゃやジャガイモにもしっかり火がとおり、ほっくりと出来上がっていました。
使用されたレシピは関連ファイルに添付しています。ご活用ください。
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