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草加市

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草加小へ段ボール製パーティションが寄付されました

更新日:2020年6月30日

寄贈式

6月19日(金曜日)、八木段ボール株式会社から草加小に通う児童全員(712人)分の段ボール製パーティションが寄付されました。

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左から、青木裕教育総務部長、高木宏幸教育長、八木段ボール株式会社専務取締役八木敏也氏、中村俊臣校長、渡辺真一教頭

寄付された段ボール製パーティションは725個。「草加小に通う児童の感染リスクを少しでも下げ、安心して学校生活を送ってもらいたい」との思いから贈られたものです。先生の意見を取り入れながら、何度も試行錯誤を重ね、完成に至りました。

寄付に当たり同社の八木敏也氏は、「新型コロナウイルス感染症予防対策に何かできることはないか模索した結果、教室で学習机を仕切るパーティションを作ることになりました。製作には、現場を知る先生からの意見も取り入れながら、何度も試行錯誤を繰り返し、児童も先生も使いやすいパーティションを作ることができました。パーティションを利用してもらい、先生や保護者、児童の不安を少しでも和らげるように役立ててほしいです」と話されました。


高木宏幸教育長は、「6月1日から市内の全小中学校が再開し、各学校でも感染防止対策に取り組んでいますが、子ども同士の距離を保つことが難しいため、このパーティションがあることで、感染防止の効果が見込まれ、大変感謝の気持ちでいっぱいです。これからも地域の皆さんの力を借りながら、子ども達の安全を守っていきます」と謝辞を述べました。

中村俊臣校長は、「このパーティションがあることで子ども達の安全と学習の場を、そして教員の安全を守ることができると感じ、大変ありがたいです。今度も工夫をしながら感染症対策に努めていきます」と謝辞を述べました。

段ボール製パーティションの特徴

  • L字型の床置きタイプのため、コの字型で囲うよりも圧迫感を軽減しつつ感染症対策ができる
  • フィルム部分を大きくし、生徒からも先生からも見えやすい
  • 1~3年生は高さ125センチメートル、4~6年生は高さ140センチメートルと学年ごとに高さを配慮

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寄付をいただいた段ボール製パーティション

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    足元部分に穴を開け、通気性を良くすることで、夏場でも蒸れにくくなるよう工夫

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    フィルムの貼り付けがよれない限界まで段ボール部分の幅を細くし、視界が広くなるよう調整


児童のもとに段ボールパーティションが届けられました

同日、児童のもとに段ボール製パーティションが届けられ、一人ひとりの机に設置されました。

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子どもたちは、初めて見るパーティションに興味深そうな様子で、設置された後には、後ろの席の友達と楽しそうにフィルム越しに手を合わせる姿なども見られました。


児童からは、「パーティションをもらえて嬉しい。先生のこともよく見えるから授業に集中できそうです。新型コロナウイルスで大変だけど、楽しく学校生活を過ごしたいです」「友達と話していると先生に注意されることもあるのであんまりおしゃべりできなかったけれど、パーティションがあると安心しておしゃべりができそう。大切に使っていきたいです」などと笑顔で話していました。

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先生からは、「子どもたちなりに密になりにくい環境づくりを意識的に取り組んでいますが、楽しくなってくるとどうしても守れなくなることがありました。パーティションとして形に残ることで、子どもたちの視界に入るため、より密になりにくい状況を意識づけることができると思います。感謝の気持ちでいっぱいです」と話していました。

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