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草加市

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コロンビア共和国大使館職員が小学生と交流

更新日:2020年3月11日

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小学生との交流の合間に市長を訪問
写真左から高木宏幸教育長、フェルナンダ・バネガス三等書記官、浅井昌志草加市長

草加市は、コロンビア共和国のホストタウン。東京2020パラリンピック競技大会では、同国パラリンピック水泳競技選手団が、草加市で事前キャンプを行う予定であることから、オリンピック・パラリンピックに向けた気運醸成、子どもたちの国際理解の向上と国際意識を高めようと、同国大使館職員と小学生との交流会が開催されました。

21日、草加市を訪れたのは、コロンビア共和国駐日大使館職員で外交官のフェルナンダ・バネガス三等書記官と通訳のお二人。
まずは、高砂小学校と花栗南小学校において、コロンビア共和国の風土や環境、文化や風習、スポーツなどについてバネガス三等書記官らが紹介する講演会が行われました。
 
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         高砂小学校6年生141人の皆さん                    花栗南小学校5・6年生152人の皆さん
           コロンビア国旗を振って出迎え                    全校児童で国旗を振りながらコロンビア
                                            応援コールで出迎え、和太鼓演奏のおもてなし
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講演会では、コロンビア共和国は、国土は日本の約3倍、人口は日本の約3分の1であり、日本のような四季はなく、大きく5つに分かれる地方毎に、それぞれ違った気候や風習、文化があることや、豊かな動植物の生態系があることなどが紹介され、子どもたちは熱心に聞き入っていました。
子どもたちからも様々な質問がとび、米が主食であることや、国民食は「アヒアコ」というジャガイモスープ、世界1位の種類を誇るランが国花であることなども紹介されました。
講演後には、両校の児童からお礼の歌が披露され、児童代表から花束の贈呈が行われました。
 
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また、花栗南小学校の講演会後には、子どもたちと一緒に、コロンビア料理の給食を食べる交流も行われました。大使館職員のお二人と一緒に給食を食べることになったクラスでは、スペイン語で「いただきます」とみんなで唱和。

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この日用意された給食は、チキンピラフのような南米の伝統的な料理「アロスコンポーヨ」と、コロンビアが世界3位のコーヒー生産地であることにちなんだカフェオレゼリー。子どもたちにも食べやすいようにとカレーで味付けされたアロスコンポーヨは子どもたちにも大人気。
最初は緊張気味だった子どもたちも一緒に給食を食べるうちに徐々に打ち解け、自分で何とか伝えようと、バネガス三等書記官に英語で話しかける様子もうかがえました。

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給食を一緒に食べた子どもたちからは、「コロンビアがどんな国か初めて知ることができて良かった」「400種類ものフルーツが採れて、毎日違うフルーツを食べることができると聞いて驚いた」「はじめは緊張したけれど、バネガスさんと話すことができて嬉しかった」などの声が聞かれました。

子どもたちのとの交流を終えたバネガス三等書記官は、日本の教室の様子にとても興味を惹かれた様子で、子どもたちが給食を自分たちで配膳し、残さず食べ、きれいに後片付けする姿や、教室などの掃除を自分たちで行うことなどを聞き、とても素晴らしいと話していました。

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                 手書きの手紙を受け取り、笑顔のバネガス三等書記官

今年もコロンビア共和国パラリンピック水泳選手団の皆さんが、事前キャンプで草加市を訪れる予定となっています。その際にも、選手団の皆さんと市民の皆さんとの交流を行いたいと考えています。東京2020オリンピック・パラリンピック大会では、コロンビア共和国のホストタウンとして、皆さんも一緒にコロンビア共和国の代表選手を応援していきましょう。

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