メニューにジャンプコンテンツにジャンプ
草加市

トップページ > 市政 > 広報・SNS > まちの話題 > 令和元年度 > 母校、清門小でボッチャ高橋和樹選手の講演会が開催されました

母校、清門小でボッチャ高橋和樹選手の講演会が開催されました

更新日:2020年3月6日

2020清門小・ボッチャ1

リオデジャネイロ・パラリンピックで「ボッチャ」に出場した、日本代表の高橋和樹選手を招き、2月21日(金曜日)、草加市立清門小学校で、6年生167人に向けて、ボッチャ体験と講演会を実施しました。清門小学校の卒業生である高橋選手を同校に招いた交流は、2016年から続いており、今回で5回目。これまでにも講演会やボッチャ体験、給食会を行っています。

障がいが最も重いBC3クラスに属する高橋選手。2018年から競技に集中するため、株式会社フォーバルにアスリート雇用として所属し、東京パラリンピックへの出場とメダル獲得を目指しています。

  • 2020清門小・ボッチャ2

  • 2020清門小・ボッチャ3

ボッチャは、カーリングのように、目標となる球に、手玉を投げたり転がしたりしてどれだけ近づけられるかを競うスポーツ。自分の手玉で相手の球をブロックしたり、弾き飛ばしたりと、囲碁や将棋のように相手との駆け引きを行う頭脳派のスポーツです。

2020清門小・ボッチャ4
当日は、高橋選手の指導の下、代表の児童が1人1球ずつボールを投げる試合体験や、教師チームと高橋選手と児童のチームの対抗戦が行われました。
体験をした山口柚花さんは「思うように体を動かすことが困難な高橋選手が、器具を使って正確なコントロールで球を操る姿を見て、努力は報われると感じました。自分自身も、諦めたり、無理だと思ったりしないで、色々なことにチャレンジしていきたいです。」と話しました。

2020清門小・ボッチャ5

体験後の講演では、高橋選手は、柔道で全国大会に出場するほどの腕前であったが、柔道の事故により、高校生で頚椎を損傷して四肢に麻痺を負った自身の話や、けがをしたくらいで諦めてしまうのは嫌だと、東京パラリンピックを目指しボッチャをはじめたいきさつなどを語り、「小学校卒業までの残り一カ月、小学校生活に悔いが残らないように、今を大切にしてチャレンジして毎日を過ごしてほしい」と児童に向けてメッセージを送りました。

講演を聞いた、近藤太河さんは「今日、初めてボッチャを目の前で見ました。ルールが分かりやすいので、小さい子どもから高齢者まで楽しめ、見ている方も声をかけて応援できる、とても楽しいスポーツだと思いました。ぜひ、高橋選手には金メダルをとってほしいと思います。応援しています。」と話しました。

このページに関するアンケート