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草加市

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市内小・中学校で地場産物等を使った「ふるさと給食」が提供されました

更新日:2019年12月13日

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11月22日(金曜日)、埼玉県の食育月間に合わせ、市内小・中学校で地場産物や市内で生産された食品を使った給食「ふるさと給食」が提供されました。(各学校の近くで作られた農産物が使用されるため、地域ごとに献立や提供日が異なります。)

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この日、長栄小学校では、クワイの炊き込みごはんと松風焼き、磯香和えが提供されました。

クワイごはんに使用されたクワイは、金明町の農家、駒崎さんが生産されたもの。ほっくりした食感を楽しめるよう、一度素揚げにしたクワイをごはんに混ぜ込んでいます。

現在、クワイを生産する農家は、市内では駒崎さんのみ。明治時代から続いているくわいの栽培技術を引き継ぎ、その品質に定評のある駒崎さんのクワイは、天皇陛下のご即位を祝う、10月22日の祝宴「饗宴の儀」に供する食材として献上され、招待された外国元首の皆さんに揚げ物として振舞われました。

また、松風焼きに使用されている押し豆腐は、中根2丁目の(株)松原食品で作られたもの。松風焼きは、豆腐に鶏ひき肉、黒ゴマを混ぜて焼いたもので、ふんわりとした和風ハンバーグのような味わい。味付けには赤みそが使われています。

磯香和えに使用された小松菜は、金明町の農家、横山さんが生産されたもの。小松菜ともやしに、のりや鰹節、醤油を和えたもので、シンプルな味付けですが、シャキシャキとした小松菜ともやしの食感に、のりの風味が合わさり、食が進みます。

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子ども達は、地元で生産された食材で作られた給食を口一杯に頬張ったり、一口一口味わうように食したりとそれぞれ笑顔で楽しんでいました。

6年生の増平陽大さんは「3年生の時に農家の駒崎さんのところへ行って、自分の住んでいる地域の農産物のことを勉強しました。クワイの味は苦みもあって大人な味でした。」と話し、同じく6年生の久保櫻さんは「クワイごはんが美味しすぎてすぐに食べ終わってしまいました。素揚げされたくわいは、芋や栗のようにほくほくして美味しかったです。」と話していました。

市教育委員会では、市内の農家の皆さんのご協力の下、年間約30品目30t以上の草加産の野菜を給食の食材として取り入れ、美味しく栄養バランスのよい給食を提供しています。

今後も、地産地消に取り組み、子どもたちの健やかなからだと豊かな心を育んでいきます。

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