更新日:2019年9月5日
8月22日(木曜日)、錣山(しころやま)部屋の小結 阿炎(あび)関、伊藤、山響部屋の北播磨(きたはりま)、彩の湖(あやのうみ)、龍野湖(たつのうみ)らを招いた「夏休み草加っ子相撲」が高砂小で行われました。
高砂小での開催は平成24年以来、8年振り。
この日は市内小・中学生総勢305人の児童・生徒が参加。
開会式では児童代表の高砂小6年の二本柳一希(にほんやなぎ いつき)さんが「僕だけでなく、ここにいるみんながこの日を楽しみにしていました。今後の相撲に生かせるよう全力で取り組みたいです」と力士の皆さんに歓迎の言葉と意気込みを述べました。
力士とのぶつかり稽古では、小学生が最大6人1組となって全員で力を合わせ力士にぶつかりますが、力士の鍛え上げられた巨体はなかなか動きません。
また、取り組み中に持ち上げられてしまい、必死に抵抗するもそのまま外に追い出されてしまう児童もいました。
果敢に挑戦する子どもたちを見て保護者などの観衆からは、「がんばれ!」「押せ押せ!」と声援が送られ、会場は歓声と笑いで大いに盛り上がりました。
取り組みの途中に阿炎関へのインタビューが行われ、児童から「力士の皆さんは1日どのような生活を送っていますか?」との質問に対し、阿炎関は「お昼にちゃんこ鍋を食べます。また、お昼を食べた後は必ずお昼寝をします」など日頃知ることのできない力士の生活について伺うことができました。
また、阿炎関の四股も披露され、その美しい四股を踏むたびに観衆からは「よいしょー」とかけ声があがりました。
中学生との取り組みでは、中学生が取り組みたい力士を指名し、で1対1の真剣勝負が行われました。力強い取り組みに力士たちも次第に真剣な眼差しになり、まるで相撲部屋の稽古さながらの緊張感に会場が包まれました。中学生の勇気ある取り組みに会場から大きな拍手が贈られました。
閉会式では、児童代表の高砂小5年の見上七珈(みかみ なのか)さんが「力士の皆さん相撲を取ることができてとても楽しく、もっと強くなりたいと思いまいた。本物の力士の皆さんはとても迫力があり力強かったです。私も頑張ります」と今後の意気込みを述べていました。