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草加市

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コロンビア共和国パラリンピック委員会と事前キャンプに関する合意書を締結

更新日:2021年11月1日

コロンビア共和国パラリンピック委員会と事前キャンプに関する合意書を締結式の画像

 写真左から コロンビア共和国パラリンピック委員会 カルロス・バルボーサ スポーツ部長、フリオ・セサール・アヴィラ会長、浅井昌志草加市長 


草加市は、3月21日(木曜日・祝日)にコロンビア共和国パラリンピック委員会と事前キャンプに関する合意書を締結しました。今回の合意により、草加市は東京2020パラリンピック競技等におけるコロンビア共和国水泳競技選手団の事前キャンプ地となることが決定しました。

 日本語・英語・スペイン語の合意書に署名する画像 両者で固い握手を交わす画像
                 日本語・英語・スペイン語の合意書に署名し、両者で固い握手を交わしました。


コロンビア代表のパラリンピック水泳競技選手団は、リオ・パラリンピックの金、銀、銅メダリストの強豪ぞろい。東京2020パラリンピック水泳競技への出場権獲得に向け、今年開催される世界選手権の事前キャンプ地として来草し、市民温水プールで調整を行います。また、東京2020パラリンピックへの出場が確定すれば、2020年8月の選手村入村前約2週間にわたり、草加市で事前キャンプを行います。

今回の合意書締結のために来草されたのは、同国パラリンピック委員会会長のフリオ・セサール・アヴィラ氏とスポーツ部長のカルロス・バルボーサ氏。
挨拶されるアヴィラ会長の画像 全盲のアヴィラ会長はバルボーサ部長のサポートで署名する画像
          挨拶されるアヴィラ会長                    全盲のアヴィラ会長はバルボーサ部長のサポートで署名

フリオ・セサール・アヴィラ会長は「コロンビアのパラリンピック・水泳代表選手団の事前キャンプ地として受け入れていただき、心から感謝している。コロンビアのパラリンピック水泳代表選手は、世界記録保持者やパラリンピック金メダリストのトップアスリートであり、市民の皆さんとの交流を楽しみにしている。今回の合意により、東京2020パラリンピック大会だけでなく、今後の交流につなげ、日本で学ぶ「おもてなしの心」をコロンビアに伝え、将来日本の選手をコロンビアにお迎えしたい。」と挨拶。続いてカルロス・バルボーサスポーツ部長も「3人の選手が大会に向けてすばらしい施設で準備ができることを心から嬉しく思います。事前キャンプでしっかりと調整して、選手たちが最高の結果を残し、草加の皆さんと喜びを分かち合いたい。」と挨拶されました。

来草を祝し、直径50cmの特大草加せんべいで記念撮影する画像 特大草加せんべいの画像
                    来草を祝し、直径50cmの特大「草加せんべい」で記念撮影

浅井昌志草加市長も草加市を事前キャンプ地として選定していただいたことに感謝を述べるとともに、「パラリンピックメダリストと市民が触れ合える貴重な機会を通じ、市民の皆さんが障がいについて関心を高め、心身のバリアフリーへの理解を深めていただけるような交流活動をしていきたい。本市で存分に練習いただけるよう全力でサポートします。また、選手の皆さんに草加に来てよかったと思っていただけるよう、日本のおもてなしの心を感じていただけるお迎えをしていきたい。」と選手団受け入れに向けた意気込みを話されました。

市民温水プールを視察する画像 市民温水プールを視察する画像

合意書締結後には、選手たちの練習拠点となる市民温水プールを視察。施設管理者である草加市体育協会職員から施設の案内を受けました。選手たちが使用するプールでは飛び込み台などの備品の説明や、更衣室やシャワールーム、トイレなどが車いす移動に不自由がないかなど、市民温水プールの施設について熱心に視察されました。

視察を終えたアヴィラ会長は、「素晴らしい施設を提供いただき感謝しています。地球の反対側からきて環境の違いにとまどいや不安を感じる選手たちをサポートしていただくことをうれしく思います。選手たちも最高の結果を残してくれると思います。」と話されました。

草加市では、事前キャンプを契機に来草されるコロンビア共和国の方々に向けた、せんべい手焼き体験や漸草庵でのお茶体験の開催や、選手と市内小学校の子どもたちとの交流、練習風景の視察、市民温水プールで開催している障がい者を対象とした水泳教室での選手と参加者との交流等、さまざまな交流の実施を検討しています。

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