メニューにジャンプコンテンツにジャンプ
草加市

トップページ > 市政 > 広報・SNS > まちの話題 > 平成30年度 > 草加の20年後をみんなで考える「コミュニティのミライを考える タウンミーティング」を開催しました

草加の20年後をみんなで考える「コミュニティのミライを考える タウンミーティング」を開催しました

更新日:2019年3月27日

tm1

3月9日(土曜日)、高砂コミュニティセンターで、地域福祉、にぎわいづくり、多世代交流、子育て支援、防災など生活に身近なテーマから、地域のまちづくりを皆で考え、取り組みへの理解を深めてもらおうと「まちづくりタウンミーティング」を開催しました。当日は町会・自治会、NPO団体、事業者、まちづくりに興味のある市民など、30~80歳代の65人が参加。

このタウンミーティングでは、協働のまちづくりを専門とし、「まちづくりの基本となる計画」の策定に当たり振興計画審議会会長として協力いただいた東京大学まちづくり研究室小泉秀樹教授の基調講演を始め、コミュニティプラン策定に向けて取り組みを開始した2地区の代表者による地区別懇談会の成果発表、参加者が席替えをしながらの意見交換をワールドカフェ方式で行いました。

基調講演

tm11 tm2

小泉教授は、「コミュニティをベースとしたまちづくり」と題し講演。たまプラーザ駅周辺のまちづくりの事例を交えながら、「高齢化、空き家の増加、社会的孤立などの課題を解決していくためには、市民、企業、行政が協働してまちづくりに取り組んでいかないといけない。そのためには、皆でビジョンを共有し、小さくてもいいので、それぞれがアクションを起こすことが大事」と、参加者の気持ちを鼓舞しました。

谷塚中央地区・新田西部地区の成果発表

tm4 tm5
(写真は谷塚中央地区代表者の小勝さん)

tm6 tm7
(写真は新田西部地区代表者の中山さん)

平成30年度からコミュニティプラン策定に向けて懇談会を実施している谷塚中央地区と新田西部地区の代表者が成果発表を行いました。
谷塚中央地区は小勝元貴さん(草加青年会議所)、新田西部地区は中山豪さん(新栄町会)が登壇。各地区の懇談会で生まれた、まちの課題を解決するためのアイデアを紹介しました。

小勝さんは「ハードも大事だけれど、皆の気持ちというソフトも大事。地域の市民が先頭になって仕組みをつくり、それを行政がサポートするという形のまちづくりを進めたい」と、中山さんは「地域のまちづくりには若い人の参加がとても大事になってくる。こうした意見交換ができる場などを生かして多世代の輪を広げていきたい」と語りました。

これまでの地区別懇談会の様子は、ページ末の関連リンクからご覧いただけます。

参加者同士の意見交換

tm8 tm9
タウンミーティング後半は、リラックスした会話を通して自由に発想が広がるよう、ワールドカフェ方式という手法で、参加者同士での意見交換を1時間ほど行いました。

テーブルごとに「地域福祉」・「にぎわいづくり」・「子育て世代の環境づくり」・「子どもの教育」・「多世代交流」・「防災」の中から1つのテーマが予め与えられており、参加者は自分の興味のあるテーマを選び着席し、ワールドカフェが始まると各テーブルのテーマに沿って意見交換を行いました。
20分が経過すると着席していたテーマ以外に興味があるテーマのテーブルへと移動し、新たな顔ぶれのメンバーと意見交換を行いました。

初対面の参加者ばかりでしたが、開始と同時に大いに盛り上がり、「自己紹介」や「自分が住んでいる地区でやってみたいこと」などをきっかけにして、時間いっぱいまで活発な意見交換が行われました。

参加者の様子・感想

タウンミーティングは全体で約3時間の長丁場でしたが、参加者からは「話し合いはものすごく盛り上がった。本当はもっと周りの人と話す時間がほしかった」、「NPOの方など面白い意見を持った方と話ができて良かった」、「タウンミーティングの参加者有志でまちづくりの実践をスタートしてはどうかという気持ちになった」など、意見交換により他の参加者の活動や考えを知ることができことは、参加者の皆さんにとって様々な刺激となったようでした。

今回参加した相澤めぐみさんは「近所のお肉屋さんに紹介してもらって、こうした話し合いの場に初めて来た。最初は場違いではないかと不安だったが、色々な方と話すことができ、自分が住んでいる谷塚地区の活動に関わりたいという気持ちが湧いてきた」と話していました。

 tm13 tm14
(会場の壁面に設けられた感想コーナーには参加者からの意見や感想がたくさん寄せられました)

市では、これからのまちづくりは、町会・自治会、NPO、市民活動団体、事業者など幅広い主体が集まって進めていくことが重要であると考えており、今回のタウンミーティングや地区別懇談会を、引き続き開催していきます。

このページに関するアンケート